田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

太宰府天満宮の菖蒲園で

2016年06月20日 | 季節の花巡り

 所用で福岡市へ出かけました。珍しく自動車で行ったのですが、大都市での運転は苦手です。やはり田舎道をのんびりと走るのが性に合っています。ましてや頭上を走る都市高速を使う気にはなりません。帰りに太宰府天満宮の菖蒲園に寄りました。

 いつもの太鼓橋風景です。この日は修学旅行でしょうか、中学生の団体がバスガイドに引率されて何組も来ていました。手旗を見ると長崎の観光バスのようです。

 彼らの賑やかな声を聞いていて、中学3年生の時の修学旅行を思い出しました。5月頃だったと思います。その名も「とびうめ号」という特別仕立ての列車で早朝に久留米駅を出発し、京都に着いたのは夕暮れでした。

 翌日は京都観光で、いまの彼らと同じように、バスガイドに引率されて清水寺を拝観しました。昼食は土産物屋の2階で、カレーライスでした。中学生の団体向けには、カレーライスが手間が省けて楽なんだなと思ったものです。その時は、数年後に京都の大学に進学するとは思ってもみませんでした。

  

 お目当ての菖蒲園は見頃を過ぎていました。

 

 その代り、短い時間ですがコンサートがありました。こういうイベントに出会うと、何か得をしたような気になります。

 

 

  向こうを歩いている和服姿の女性は、時間制による着物体験だと思います。駅の付近や天満宮境内をぶらぶらと歩き、記念撮影にも応じていました。日本人か外国の方かは分かりません。いまは京都以外でもこういう観光コースがあるようです。

   

 絵馬堂の前では猿回しがあっていました。いつものお爺さんと猿とのコンビです。お金を出す人がいるのかなと思っていたら、何人もの方が小さな賽銭箱に喜捨していました。

 重要文化財の火焔土器を見ようと国立博物館に行きましたが、すでに展示期間が終っており火焔土器ではなく、火焔型土器が置かれていました。博物館同士で展示品の交流があるようで、ときどき展示内容の一部が変わります。

 1階のミュージーアムホールでは、ガムランのワークショップがあっていました。ガムランはインドネシアの楽器で、銅鑼や鍵盤打楽器等からなっています。テレビでは見たことがありますが、実物は初めてです。

 ワークショップでは子供や大人が、指導者の指示で大きさの違う楽器を叩いて音階を辿っていました。素人ですから演奏は出来ませんが、楽器を同時に叩くと、柔らかい豊かな音色が響き渡ります。

 

*ブログを始めて1年を過ぎ同じ内容の記事も多くなりましたので、画面の左側に検索欄を設けました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アジサイ寺 千光寺 | トップ | 大雨の中で本を読む »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
土砂降り (tango)
2016-06-21 06:24:42
小倉も本当にひどい雨でした
そちらはいかがだったでしょうか?
熊本。雲仙岳も凄い雨の量ですね・・・
自然災害は防ぎようがなく怖いです
アジサイのブログを見せていただき急きょ
豊前に行く気になりました(^◇^)
太宰府の見学の時には晴れ晴れでよかったですね
返信する
おはようございます (九州より)
2016-06-21 07:10:33
久留米もひどい雨で、昨夜、耳納地域に避難勧告が出ました。
早朝も雨音がやかましくて目が覚めました。
幸い大きな被害はなく、勧告も解除されました。
例年は、梅雨末期に大雨が降ることが多いのですが。
返信する

コメントを投稿

季節の花巡り」カテゴリの最新記事