田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

大雨の中で本を読む

2016年06月22日 | 日々の出来事

 早朝、雷鳴と強い雨音で目が覚めました。久留米市では、一昨日に引き続き今日も山間部を中心に避難勧告が出されました。明日も大雨が降るようですから、厳重警戒です。昭和28年の筑後川大洪水では6月下旬にに3日間、大雨が降り続いて各地で堤防が決壊しました。

 昨日は雨が止んだので外出しましたが、今日は家で過ごします。大雨の中を車を走らせていると、道路が水没していたりして立ち往生することもあるのです。知らない場所には迂闊には行けません。梅雨の時期はなかなかお出掛けする機会がないですね。ブログの記事も休み休みになると思います。

 昨日は図書館で本を借りてきました。しかし借りた5冊のうち2冊は既に読んだことのある本でした。時々こういうことがあります。面白そうだと手に取って読むのですが、最初のページを開くと既視感があるのです。文章や言葉に覚えがあって、心の中で苦笑いをし書棚に戻します。

 市の図書館を利用しだして40年以上になりますが、書棚にある本の背表紙を見ながら歩くと馴染みのある本が多く、変わり映えしません。それで新刊本コーナーに行きますが、関心を惹く本はあまりありません。新刊は幅広いジャンルを揃えますから、自分が読みたい本は僅かです。

 興味がそそられた本を数冊借りた時は、大漁の気分です。10年ほど前に周辺の町と合併しましたが、町の図書館には行ったことがなく暫くの間は新鮮で図書館通いが楽しみでした。

  本屋さんに行くと買いたい本が色々とあるのですが、今は文庫本以外は原則として買いません。理由は二つあります。一つは年金生活になって金銭的な余裕がなくなったことです。本を買うよりも、展覧会等に行った方が良いと思うようになりました。どうしてもという場合は図書館にリクエストすればよい。時間はかかりますが。

 もう一つは置く場所が無くなったということです。私の蔵書を孫が読んでくれればとも思いますが、期待しない方が良いでしょう。多くの本を残しても家族は迷惑なだけで、元気なうちに整理をしようかどうか思案しています。

 

 

  

 

 

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
蔵書の行く末 (ろこ)
2016-06-22 12:48:29
こんにちは。
 同じ本が本棚にあるとぎょっとすることがあります。
 同じ本を買ったことも読んだことも忘れている自分にがっくりとします。
  増えすぎてしまった本の行く末を考える時が来たなあとも思います。
 電子書籍も便利ですが、やはり本の手ざわり、装丁の味わい、ページを繰るときの胸のときめきは捨てがたいです。図書館に頼るとき到来ですね。
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Unknown (京都で定年後生活)
2016-06-22 13:48:13
こんにちは
本日も九州の大雨が報道されておりますが、九州さまのほうはは大丈夫でしょうか。
雨は怖いですね。
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ろこ様 (九州より)
2016-06-22 17:27:55
今日は。
本は情報だけではなくモノでもありますから、愛着があります。
もう本はあまり増やしたくはないですね。でも読みたいとなれば、図書館のお世話になります。
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京都で定年後生活様 (九州より)
2016-06-22 17:42:13
今日は。
テレビでは警報の速報が流れています。
数年前には、すぐ近くの矢部川が決壊して大きな被害が出ましたから心配です。
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