田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

懐メロは青春時代まで

2016年06月06日 | 日々の出来事

 車の中で聴くCDを買いました。いつも音楽を聴きながら運転をしていますが、フォークソングやJ-POPなどの懐メロが多いです。若い頃は演歌も聴いていましたが、今は機会が少ないですね。

 長男が帰省した時に車に乗せると、お父さんはいつも同じ曲を聴いているねと言います。曲によっては、お経を聞いているようだともいいます。近頃の曲に比べてビートが少なく、単調に聞こえるのでしょう。(お経もじっくり聞いていると、なかなか良いものです)

 私に言わせると、最近の曲はみな同じに聞こえます。やたらテンポが速くて、歌詞も聞き取れず歌えません。尤もテレビで音楽を聴く機会も少なくなりました。音楽媒体も多様化しています。私のような年配の者には新曲は縁が遠くなりました。

 私が流行りの歌から遠ざかったのは、テレビの歌番組が無くなった頃です。いま人気がある若いタレントも知らなくなりました。名前を聞いても顔が浮かびませんし、テレビを見ていても名前が分かりません。

 そもそも、あまりテレビを見なくなりました。バラエティ番組など、どこが面白いのかと思います。老いた証拠かもしれませんが、お笑いは好きな方です。

 ところで、今回買ったCDは1950年代の流行歌です。私が幼児から小学生の頃にかけて流行った歌です。テレビの懐メロ番組を見ていて、あの頃は子どもなりによく歌っていたなと思い、買ってみる気になりました。

 しかし結果は失敗でした。車を運転するにはテンポがあまりに間延びしています。感性的にもついていけないのです。これは意外でした。テレビで聴いた時は懐かしく感じたのですが。

 私にとっての懐メロとは、多感な青春時代に聴いた歌です。子どもの頃に口ずさんだ流行歌は思い出として記憶に留めていても、時代感覚が古すぎるようです。どこまでを懐メロというのかは人それぞれでしょう。

 

           サムライ08

 

 

 

 

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