HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ジンチョウゲ(沈丁花)

2022-03-15 | 春 白色系

沈丁花に花弁は無く、目立つのは萼片、同色の萼筒…
などと説明したら、たぶんと香里さんは怒りだしただろう。
何十年も昔、早春の夕暮れ散歩の幾つかの会話を想起しながら一人苦笑していた。

この沈丁花の香りが漂った来ると浮かんでくる記憶を去年のページにそう記した。
やっと開花が始まったばかりだけれど

漂ってくるのは60年近く前と同じ香りだ。








(2022.03.04 須磨・離宮前町)


▲ ジンチョウゲは常緑、花が終わるころには新しい葉が広がる。▼















ジンチョウゲ(沈丁花) ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属 Daphne odora
Daphne odora f. alba(白) Daphne odora f. marginata(斑入り葉)
(2022.03.15 茶園場町)
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去年のジンチョウゲ ジンチョウゲ 白の萼筒 ジンチョウゲ 赤紫の萼筒 コショウノキ
2006.3の独り言



2 コメント

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香りを求めて・・・ (こいも)
2022-03-20 02:14:42
林の子さん
先にジンチョウゲを撮った時に匂いを感じられませんでした。
もう一度行ってみました。
とても良い香りでいっぱいでした。
また、その時の沈丁花を載せたいと思いますが・・・
「沈丁花に花弁がない」
「ええーーー」今まで花弁かとばかり思っていました。
そんなことを頭に入れてカメラを向けました。
お花は、だいぶ咲き進んでいましたが、素敵な香りの中でとても心地良かったです。
正しく知ってから撮る写真て、どことなく嬉しくて・・・
いつも色々と教えていただきありがとうございます。
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少しずつ。 (林の子)
2022-03-20 08:10:44
花はそれほどの被写体でもないですが、早春のジンチョウゲと、秋のキンモクセイには
その名前を知った頃の記憶が
花ではなくて香りで浮かんでくることがあります。
不思議な感覚で見ている花も多いので、やはりお気に入りの一つは
その仕組みまで覚えながらカメラを向けるとたぶん長い間覚えているでしょうね。
一つ一つを大事にしたいです。
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