HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

イソギク(磯菊)交雑種・松江 -2

2018-12-17 | 冬 黄色系

松江公園に植栽されているのはイソギクだろうか。
ここが整備された当初は確かにイソギク…と感じた。
それでも何年か経ってしまうと、交雑種が増え始めている。
今年になってそれが一層顕著になった。
そして遂に?白い舌状花のあるものまで登場している。
一部を「ハナイソギク」のページに収録した。

イソギク(磯菊)交雑種・松江としての二ページ目になる。
見た目では三つの交雑種が勝手に育っている。


▲ こうなるとイソギクの面影?は、葉に僅かに残るだけだし、誰が新しい名前をつけるのだろう。▼





▲ 橙混じりの黄色い舌状花を持つようになった交雑種。▼



▲ 黄色の花弁をもつものは区別して「サトイソギク」などと呼ぶようだけれど、橙が混じっている…。
牧野が白はハナイソギク、黄色はサトイソギクと呼んだそうだけれど、いつまでもその二種だけが交雑種とは笑止。
中には、何処かの限定特産品のような書き込みも見える。
交雑親の花弁の色まで区別して名付けは出来ないだろう。▼






▲ 色褪せているけれど、花弁は黄色だった交雑種。▼



▲ 色褪せているけれど白い舌状花を持つようになった交雑種。
花期の終盤なので少し桃色が入り始めるのは普通の菊には良くあること。








▼ 最終盤の交雑種、葉もそろそろ終わりに近く赤く焼け始めている。

イソギク(磯菊)キク科キク属 Chrysanthemum pacificum
シオギク(潮菊) キク科キク属 Dendranthema shiwogiku
(2018.12.16 松江)

 
▲ 左は黄色の短い花弁が出ている交雑種と思われるもの。
右はハナイソギク(花磯菊 Chrysanthemum x marginatumと区別されて呼ばれている交雑種だが
類似のものも多く、これがハナイソギクていうものがどれなのか理解できない。
かつてまとめかけたことのある「イソギク のおと」に幾つもの画像がある。
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今年のイソギク イソギク(磯菊)交雑種・松江 交雑種・田町 交雑種・林
イソギク交雑種・白 ハナイソギク 交雑種・黄 去年のイソギク 一昨年のイソギク


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1 コメント

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純粋種は無理… (林の子)
2018-12-17 15:58:45
人が介在することで野生種は栽培種になる…を地で行くようですね。
絶滅危惧種と言われ始めたとたんに、あちこちで栽培種が登場するのと似ています。
とかく人は、他とは違ったものを珍重するようですから
そっとそのまま…と言うのは無理でしょうね。
昔はこんな花がありました、その程度の事が普通に起きているので
あれこれ考えたり口にしないでおこうと思います。
ハナイソギク、サトイソギクなどの名前付けもいい加減になってきました。
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