HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

イソギク

2013-12-24 | 秋 黄色系

そろそろ蕾が上がってきた。
毎年、葉、花弁の有無、花弁の色、サイズ等々細かく記録していた。
その結果わかったのは、目視レベルで交雑種を区別する事の大変さ。
無意味だとは思わないけれど、際限なく広がることが普通に起きている。
そのことを追いかけている時間を他にも向けたくなった。
混乱しているのは調べる対象が膨大で、交雑がごく普通の世界だと感じた。

この場所でも細かく分けると四種類あった…筈だ。
今年は、舌状花の有無だけにしておこう。



 


(2013.10.22 田町)

上の画像とはかなり葉の様子が違っている。
この場所では、何種類もの交雑種が生まれた。
殆ど撤去されてしまっているけれど、残っているものに「イソギク」の表記。

(2013.10.24 明石公園)



 


手前は目立ちはじめた交雑種
 


(2013.11.22 田町・明石公園)
 
一部に舌状花があるものが混じりはじめ、今年は大半がその種類になっている。
早晩、全てが舌状花のある種類に変わるのだろう。

(2013.11.26 田町)

 



 


(2013.11.29 明石西公園)




 


(2013.12.06 明石西公園)





 


イソギク(磯菊) 
キク科キク属 Chrysanthemum pacificum
ハナイソギク Chrysanthemum x marginatum
イソギクとイエギク(栽培菊)の交雑種
(2013.12.23 田町)

【名前順索引に上げているイソギク類のページ】
残念ながら、このリストに上がっているリンク先の多くはリンク切れとなっている。
イソギク(磯菊/小石川1) 2 大巧寺1 2 明石・林1 田町1 明石1 2 3 4 

☆舌状花・白樽屋町明石1・3タイプ混在 2平開 3下垂 4 5平開 6平開 7朝露 8下垂 9混生  ☆舌状花黄 2黄 3黄 4黄 タイプ分類暫定版
★イソギク・シオギク2007(磯菊・潮菊) 葉1 葉2冬芽 葉3 葉4 葉5 蕾1 蕾2 蕾3 蕾4 蕾5 蕾6 蕾7   
 シオギク? 蕾1 蕾2 蕾3分類? 
☆舌状花なし 明石1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 明石西1 2 3 4 混在5 6 7 8 9 10 11 12 田町1

☆舌状花・白大 明石1 2 3 4 5 混在6 7 8 9全体 10混在 11 明石西1 2 3 4 5 林1剣咲2 3 4 5 6 
☆舌状花・白小 葉1 葉2 明石1蕾 2 3 4 5 6 7 8 混在9 10 11 12 13 14 15 16 明石西1 林1 2 3 4

☆舌状花・白短 明石1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 12 13 14 15混在 明石西葉 明石西1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17
☆舌状花・黄大 明石1葉 葉2 明石1蕾 2 3 4 5 6混在 7 8 9 10 11 混在12 
☆舌状花・黄大 明石西1葉 2花弁裏 3 4 5 6総苞片 7 8 9 10 11 林1 2 3 
☆舌状花・黄細 葉1 葉2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 全体10

イソギク・ハナイソギク、その交雑種も含まれていることが推測される。
そのため、舌状花の形状・色別のみの分類に留める。
一時期、イソギク(たぶんシオギクも混じっていた)とその交雑種が入り乱れて咲いていた場所が二ヶ所あった。
その一つ、明石公園ではノジギクを植えるのだと全数撤去した。
交雑種ばかりになっているより、ノジギクの方が良い点と言うことだった。
それでも植えられたものが確かにノジギクなのかどうかの保証も無い。
キク類はそう言うものだと思って見ていないといけないものだし
交雑種の分類をしたところで、次々と登場してくるものまでは追えない。
それでも、三年ほど何となく追いかけ続けた記録だけは残っている。

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去年のイソギク  ハナイソギク



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