カラタネオガタマの冬芽が上がっている。
常緑だから葉に隠れるように花芽が見えている。
奇妙な姿に見えるのは、托葉が変化して花芽(蕾)を包んでいるから。
だから蕾の上に葉が出ているように見える。
潮風に吹かれる場所に一本育っている。
その下にやはり今年もナルトサワギク。
▲ これは葉芽。芽鱗に覆われているが花芽より細い。 ▼
▲ 芽鱗は茶褐色の毛に覆われている。 葉のようなものは托葉が変化したもの、いずれ芽鱗と共に剥がれ落ちる。▼
▲ 葉痕の上の花芽は落ちてしまっている。▲
▲ 托葉が変化して花芽(蕾)を包んでいる。以前、そう書いている。
いずれこれも芽鱗と一緒に落ちることになる。▼
(2022.01.02 船上)
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(2022.01.22 船上)
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(2022.02.20 船上)
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カラタネオガタマ(唐種招霊) モクレン科オガタマノキ(ミケリア)属 Michelia figo(=Michelia fuscata)
英名 Banana bush、Banana tree、Banana magnolia
(2022.03.16 明石公園)
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▲ 花の頃 ▲
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カラタネオガタマ・冬芽 奇妙な姿
カラタネオガタマ 花の頃 オガタマノキ(オガタマ 小賀玉木)
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