HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

オオデマリ(大手鞠) 

2022-04-05 | 木本 冬芽・葉痕

▲ 芽鱗が二つに割れて、葉が広がり花芽が膨らんでくる。▲

そろそろ冬芽、だけれどここのオオデマリは

秋にも幾つかの花を咲かせる。
果実が出来ているのを見たことは無い。


▲ 大きく育った蕾だから花が咲いてしまう。毎年秋の終わりに起きる珍事。▼



▲ 飛び出している葉はしもやけ状態 ▼

▲ 花も白から赤くなってしまう。▼



▲ 新しい葉、下は春に膨らむ予定の冬芽が同じ枝についている。▼

▲ オオデマリは葉も枝も対生、伸びている短枝(冬芽が育っている)と、育たなかった短枝(枯れている) ▼







▲ 主幹から、枝は対生、冬芽・葉も対生。▲
(2021.11.06 須磨離宮公園)






▲ 対生する冬芽、下に葉痕。育ちきれなかった枝の痕が残っている。▼











▲ 冬芽を守っていた硬い芽鱗が左右に割れ始めている。▼





(2022.02.14 須磨離宮公園)








(2022.02.24 明石西公園)


▲ 芽鱗が剥がれ落ちた ▲
(2022.02.25 森林植物園)


▲ 葉芽、花芽が膨らんで芽鱗が剥がれ落ちる。▼



(2022.02.26 明石西公園)


▲ 短枝の冬芽、葉痕が重なる。▼



▲ 芽鱗が落ち、中から花芽(蕾)と葉芽が出てくる。▲

▲ まだ落ちていない芽鱗に包まれた冬芽 ▼

(2022.03.04 須磨離宮公園)


















オオデマリ(大手鞠) レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ属 
Viburnum plicatum var. plicatum f. plicatum
ヤブデマリ(Viburnum plicatum var. tomentosum)が手毬咲きになったものから選別された園芸種
ガクアジサイから手毬咲きのアジサイが作られたのと似ている。
似た花にテマリカンボク(Viburnum opulus f. sterile)があるが、葉の形は違う。
(2022.03.28 須磨離宮公園)

 
▲ この冬芽㊧からは想像しにくい花盛り㊨。▲
 
▲ オオデマリ(大手鞠) の冬芽からはまず葉が展開し始め、その後花芽(蕾)が出てくる。 ▲
 
▲ オオデマリの紅葉 ガマズミの紅葉 ▲

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2 コメント

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毎年秋の終わりに・・・ (こいも)
2022-03-18 14:31:23
林の子さん
いつもそうなのですが、こちらで綺麗な画像を見させていただきながら、
説明していだきますと、すっご~くわかったような気がしてくるんですよ。
とても嬉しくなります。
見たいところにピントが合わなくて困りますが、それでも懲りずに撮っている自分がいます。
いつもありがとうございます。
毎年秋の終わりにお花が咲くのですね。
しかも、赤いお花になって…何だかご褒美をいただいた気分になりますね。
秋には葉が紅葉するのでしょうか?
まだまだ見たいところがいっぱいです。
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撮りたい部分だけは。 (林の子)
2022-03-18 15:34:18
花の咲く木は、風景の中に全体を撮り込んでおかないと、どこで撮っても同じ画像にしかならない…。
昔のことですが、そんな会話がありました。
気になる一部分だけを撮ったのでは、何が何だかわからない…というのが結論でした。
それでも未だに、一部分だけを撮ったりすることの方に興味が向きます。
オオデマリも、花後に剪定されなければガマズミ以上に赤く焼けます。
葉脈がハッキリ浮き出るので面白いと思うのですが
剪定されていることが多いですね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/6edc262953548b7c0ee62d848d0e27ef
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