![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/ff/5e6395134d6ac7e33be94df7da41e804.jpg)
今年もたくさん撮った。
同じ場所で同じ花を幾つも撮った。
そろそろ花弁が萎れ始めている。
▲ 黄色い花弁、だったけれど少しずつ基部の方には橙色が混じってきた。▼
▲ 花弁基部の仮おしべ ▼
▲ 花期の終盤、おしべが花粉を出し終え花弁が萎れる頃に花弁基部にある「仮おしべ」がのぞく。
この「仮おしべ」に関しては、詳細に記述されている参考図書を読んだことは無い。
ただ『おしべとおしべの間に、鱗片状のものがある』と書かかれた文献があると紹介されている。▼
▲ 光がうまく当たれば撮りやすい ▼
▲ 多くの花は、花期の終わりは哀れな姿を晒す。萼片の色もあせ始めている。▼
▲ 花弁が萎れる頃には、三角帽子をかぶった葉芽が伸びてくる。▼
▲ 黄色と橙色、花弁の色違いで二種類が育つ。▼
▲ 萼片とめしべだけになった花 ▼
シナマンサク(支那満作)マンサク科マンサク属 Hamamelis mollis
或いは マンサクとシナマンサクの交配種 Hamamelis x intermedia
(2019.03.08 上が池公園)
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終章
冬芽・葉痕 葉がまだ残っていた頃 黄色 赤橙色 三年前の花の頃
アカバナマンサク・シナマンサクの冬芽 シナマンサク アカバナマンサク
仮おしべの存在…良くわかりました。
でもこれを撮ることはとても難しそうです。
撮ってみたい気持ちはいっぱいなのですが、
不安もいっぱいになってしまいました。
一つの花の中で、おしべ、めしべ、花弁が特定できていれば
後は、光がうまくその位置に届いていて、風が吹いていないタイミング。
文字ではそう書けるのですが、実際に花がどういう向きに咲いているかで
難しい被写体には変わりないですね。
一度場所を覚えておけば、あとはどれだけ苦労をするか…ですね。
花弁が萎れてしまえば撮れませんから。