花は終わった。
果実は緑から黒紫色になってゆく。
(2023.01.11 須磨離宮公園)
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▲ 先端部分の果実はまだ緑の部分をわずかに残している。▲
ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) メギ科ヒイラギナンテン属 Mahonia fortunei
ヤナギバヒイラギナンテン(柳葉柊南天)の旧学名が Mahonia confusa(現在はメギ属に変更 Berberis eurybracteata)
そのため、今もマホニア・コンフサと呼ばれていることが多い上、時にはホソバヒイラギナンテンの別名などと説明されていたりもする。
ナリヒラヒイラギナンテン(業平柊南天 Mahonia confusa ‘Narihira') は、学名表記からはその園芸種の位置づけになるのだろう。
ヒイラギナンテンとの比較で葉は細いのだけれど、鋸歯の様子だけを解説されるから未だによくわからない。
ハッキリしているのは、このホソバヒイラギナンテンの葉は寒さで焼けることはあっても、冬から秋にかけての紅葉は無いということだ。
(2023.02.04 須磨離宮公園)
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▲ 左は花の頃 右はナリヒラヒイラギナンテンの紅葉で右下にはナンテンの葉?も見える。▲
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ホソバヒイラギナンテン 冬の果実 ヒイラギナンテン チャリティー ヒイラギナンテン
ヒイラギモチ(シナヒイラギ) ヒイラギモクセイ ヒイラギナンテン ナンテン
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ホソバヒイラギナンテンの葉は、紅葉しないのですね。
寒さで焼けるだけなのですね。
こいものところの果実のカラフルな色合いも寒さに焼けたのでしょうか?
とても綺麗でしたので興奮してしまいました。
そしてどんな色の果実も弾けて種子が見えていましたから、どうして(○'。'○)ん?・・・でした。
それから、ナンテンの葉は紅葉すると思って良いでしょうか?
「常緑(evergreen)」という言葉は確かに「常に緑」という意味でしょうから、
秋には落葉しないと思っているのですが、
秋に落葉する前に(だから落葉樹と区別されている)葉が色づくのを「紅葉・黄葉」と定義してしまうと難しいですね。
常緑樹とは言っても、葉は入れ替わる訳で、中にはナンテンやテイカカズラのように秋~冬に紅葉するものもありますね。
ですから「常緑」は「紅葉しない」と同義ではないことは確かだと思います。
そう考えると、「常緑樹のホソバヒイラギナンテン」の葉が冬に焼けているのは、単なる霜焼け状態だけではないでしょうし
同じように「常緑樹」のナンテンの葉が、赤くなっているのも頷けます。
だから言葉の問題と植物の形質の問題はどこかで食い違いもあるのだと思います。
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