たぶんこれがヤナギバ。
ホソバよりも細い。
▲ 小葉の数が5対以上と多いのが特徴と言われているヤナギバヒイラギナンテン。▼
(2019.01.23 大道町)
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表記は「マホニア・コンフューサ ヤナギバヒイラギナンテン」となっている。
ホソバヒイラギナンテンとは書かれていない。
ここでは「セイヨウヒイラギナンテン」の表記が未だに「ヒイラギナンテン」になっているから
表記はしっかりと見直さないといけない。
植物園でも無いのだから…とよく耳にするのだけれど、それは詭弁。
間違いを指摘されたり、それを放置するくらいなら表記はしない方が良い。
(2019.01.02 上が池公園)
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マホニア・コンフューサ(ヤナギバヒイラギナンテン) メギ科メギ属 Mahonia confusa ‘Narihira'
ナリヒラヒイラギナンテン(業平柊南天)の別名にヤナギバヒイラギナンテン(柳葉柊南天)
Mahonia eurybracteata(=Mahonia confusa=Berberis eurybracteata =Mahonia berberidifolia)
小葉は長く葉の幅が狭く、5対以上になるため複葉がやや垂れる傾向がある。
ホソバヒイラギナンテン(Mahonia fortunei)は小葉は短く葉の幅は広い、小葉は5〜6対以下と説明されている。
ここで撮った画像解説でヤナギバヒイラギナンテンとホソバヒイラギナンテンを同列に扱った人がいるそうだ。
おまけに、セイヨウイワナンテン(アメリカイワナンテン)などもあり混乱する。
幾つもの類似の名前は日本人の細分化・凝り性の為せる技…なのだろうけれど。
蛇足だけれど学名の「confusa」は「不確かな」の意味だそうで、特性などが明らかでないということ。
このことを知った上でこの植物にマホニア・コンフューサ(ヤナギバヒイラギナンテン)と表記しているのだとすれば
「洒落のわかる人」がいるのかも知れない。
(2019.01.02 上が池公園)
セイヨウヒイラギナンテン マホニア・チャリティー のページ掲出分の再掲
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▲ 小葉の数が多いのが特徴と言われているヤナギバヒイラギナンテン
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ヒイラギナンテン(柊南天) セイヨウヒイラギナンテン ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天)
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