HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ニガナ(苦菜) ハナニガナ(花苦菜)

2021-01-23 | 草本 芽生え・ロゼット

ここにはニガナとハナニガナが区別無く咲く。
花が咲けば区別出来るのだけれど、芽ばえの頃には区別出来ない。
















▲ 混生葉を良く眺めると、葉の周囲の刺状の突起がやはり目につく。
学名にある【I. dentata】は、デンタルの語源、つまりは「歯」の意味。▼





ニガナ(苦菜)
 キク科ニガナ属 Ixeris dentata
ハナニガナ(花苦菜) キク科ニガナ属 Ixeris dentata var. albiflora f. amplifolia
ニガナ(苦菜/Ixeris dentata)の変種であるシロバナニガナの一品種の位置づけになっている。
ニガナ(花びら5~7)の白花をシロニガナ、ハナニガナ(花びら8~11)の白花をシロバナニガナと呼んで区別することもあるので
森林で見た白花はニガナの白花、栂池で見た白花はハナニガナの白花と言うことになる。
田んぼなどの湿地にはオオジシバリ、かなり小型のジシバリの別名にイワニガナがある。

 
▲ 海岸には葉が肉厚のハマニガナ(浜苦菜/Ixeris repens)の生育が知られているのだけれど、まだ見たことがない。▲
(2021.01.20 須磨離宮公園)
-------------------------------------------------------------
ニガナ(苦菜) ハナニガナ(花苦菜)
ニガナ 森林植物園の三種 シロバナニガナ ベニニガナ・木場



コメントを投稿