HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハマメリス・インターメディア(交配種)2023-1

2023-02-16 | 冬 黄色系

去年までは黄色、橙と分割していたけれど
咲いている花をカメラ構えずに見ていると黄色、橙、赤橙と三色に見えた。
当然だけれど、少しずつ色は混じっている。

このページの花は、黄色だけれど
そう思って撮っているに過ぎない。
マンサク表記は今年も変わらないけれど隣の橙色系も少しずつ混じり始めている。
総称としての「マンサク」で充分なのかも知れない。
























































































マンサク(Hamamelis japonica)とシナマンサク(Hamamelis mollis)の交配種
Hamamelis x intermedia(交配種の標準的な学名表記/ハマメリス・インターメディアと呼ばれることが多い)
(2023.02.12 上が池公園)

【マンサク・シナマンサクの区別簡便法? 世の中にこの二種しかなければ…だけれど。】
シナマンサクのほうがマンサクより開花が早い。
シナマンサクのほうが花弁は少し長い。
シナマンサクの萼の中は暗赤色で、マンサクは鮮紅色。
シナマンサクは前年の葉が枯葉となって残る(ことが多い)。
シナマンサクは有毛でビロード状で、マンサクは無毛。


▲ ここに咲いていた三種類  この状態からは、マンサクとシナマンサクの交配種としておくのが妥当だろう。品種名は購入者でない限りわからない。▼
 

【以下は過去ログからの抜粋画像】


 
▲ シナマンサクの園芸種「クームウッド」  左は懐かしいロシナンテさんの2009年大船画像 
ハマメリス・インターメディア 「
アーノルドプロミス Arnold Promise」「ムーンライト Moonlight」なども類似の黄色 
 
▲ 赤橙色の二種 「ルビーグロー Ruby Glow」と「ダイアン Diane」▲
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 シナマンサク アカバナマンサク
マンサクとシナマンサクの交配種(黄色系) マンサクとシナマンサクの交配種(橙色系)
上が池 黄色系-1 -2 橙系 赤橙系

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
区別簡便法が・・・。 (こいも)
2023-02-16 19:23:41
林の子さん
マンサクとシナマンサクの区別の仕方が
こんなにたくさんあったのですね。
知りませんでした。
ありがとうございます。
書き留めておきたいと思います。
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簡便法です。 (林の子)
2023-02-16 19:52:10
【世の中にこの二種しかなければ…だけれど。】と
但し書きしている通りで、
マンサクとシナマンサクの交配種も含めて様々な種類が登場しているので
単純に特徴だけを上げた簡便法です。
花弁の色、長さなどで区別し始めるとやはり時間経過でいずれかの特徴が出て来ることも多いでしょうね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/5c78d94fb350c9dc47f14bfd76698894
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簡便法。 (こいも)
2023-02-18 13:11:31
林の子さん
特徴だけを上げた簡便法・・・。
今まで枯れ葉のことだけを見ていましたので、
色々特徴を知ることができました。
>【世の中にこの二種しかなければ…だけれど。】ですね。
時間経過も考えながら・・・ですね。
ありがとうございます。
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何でもそうだと思います。 (林の子)
2023-02-18 13:39:54
花が少ない、見栄えがしない、幾つかの理由で幾つもの栽培品種が作り出されているので
やはり特徴はどこかに出て来るのでしょうね。
それを一つ一つ丁寧に名前付けしてゆく作業も大事ですが
わかる範囲でもマンサクとシナマンサクから作り出されたものが広がって
暫くすると先祖の状態に戻ろうとするので
やはり「みんなマンサク」になってしまうのでしょうね。
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