HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハイビャクシン オールドゴールド

2021-01-27 | 冬 樹木 果実・葉

これもまだ疑問が残ったままになっている。


▲ 針形葉 鱗形葉が混在している。▼























ハイビャクシン オールドゴールド
  ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus chinensis cv. Old Gold
(2021.01.21 明石公園)

生け垣などに使われるカイヅカイブキ(Juniperus chinensis 'Kaizuka'/貝塚伊吹)の葉には
これほどの刺はないけれど強剪定されると先祖返りで刺が復活してしまう。
グランドカバー用には、アメリカハイネズ(Juniperus horizontalis ‘Wiltonii’/亜米利加這杜松)が
多く利用されている。
【先祖返り せんぞがえり atavism,reversion】 
ある個体に、親はもっていないがそれ以前の祖先がもっていた形質が現れることを先祖返りという。
針状の硬い葉は針葉(はりば)または針形葉(しんけいよう)
通常の葉を紐葉(ひもば)または鱗形葉(りんけいよう)
実生では若い葉は全て針形葉だが、生長するに従って鱗形葉になる。
挿し木増殖のカイズカイブキは生長した鱗形葉を普通に植栽するのだが
樹の性質を無視して形を整えようと枝を強く剪定すると
徒長枝として育つ葉は全て『先祖返り』して幼苗の頃の針形葉になる。
生長した樹に針形葉が出た場合は、鱗茎葉にはならないから注意しないといけない。
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