葉の形状は画像のとおり、鱗状(ヒノキ型)になるものと、針状(スギ型)になるものがあるのも
園芸品種のカイヅカイブキと同じ。
成長した大樹では殆ど鱗状だが
苗木や徒長枝、老木の下枝は針状になりやすいと解説されている。
ここではかなりいい加減な手入れがされているようで
樹形は乱れている。
ビャクシン ヒノキ科イブキ属 Juniperus chinensis
別名にイブキ、カイヅカイブキ(貝塚伊吹)は園芸品種
(2020.12.08 明石公園)
☆
針状の硬い葉は針葉(はりば)または針形葉(しんけいよう)
通常の葉を紐葉(ひもば)または鱗形葉(りんけいよう)
実生では若い葉は全て針形葉だが、生長するに従って鱗形葉になる。
挿し木増殖のカイズカイブキは生長した鱗形葉を普通に植栽するのだが
樹の性質を無視して形を整えようと枝を強く剪定すると
徒長枝として育つ葉は全て『先祖返り』して幼苗の頃の針形葉になる。
生長した樹に針形葉が出た場合は、鱗茎葉にはならないから注意しないといけない。
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今年の春 カイヅカイブキ(貝塚伊吹) アメリカハイネズ
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