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雑草三昧、時々独り言

ヘクソカズラ(屁糞蔓)2024-4

2024-09-30 | 草 果実・種子

▲ まだ緑の果実 ▲

豪勢にマンションと道路とを限っている金網に広がっている。
幾つかのプランターには季節の花。
だから管理されている方はいらっしゃるはずだけれど、ヘクソカズラはそのまま。

 
▲ これだけのヘクソカズラ、瀟洒なマンションのフェンスに似つかわしくない? ▼
 

 
▲ 花筒の基部近くには幾つかの裂け目。蜂の仕業だろうし、花期の終わりには花筒の白が抜け、赤紫が目立ち始める。▼
 

 
▲ 幾つかの花筒は落ちて、後にはめしべが残り花床が膨れ始めている。▼
 

 

 
(2024.09.02 田町)

 


(2024.09.07 須磨離宮公園)

果実が膨らんできた。
リースの材料にするから、名前を変えたい…と言う人の多いヘクソカズラ。
自分の都合だけで名前を変えられては困る人もいる。
果実は桃やプラムなどと同じく核果、種子を包む内果被が硬くなって核になり
それをを囲んでいる中果皮が多肉質の果実になる。
ヘクソカズラの場合、今はまだ緑だけれど飴色の部分が外果被と言うことになる。




ヘクソカズラ(屁糞蔓)アカネ科ヘクソカズラ属  Paederia foetida(=Paederia scandens)
(2024.09.13 樽屋町)


▲ 海浜性のハマサオトメカズラ 葉の様子以外には区別要素なし。 ▼

(2024.09.08 大明石町)








(2024.09.17 大明石町)

 
 

 
ハマサオトメカズラ Paederia scandens var. maritima 

(2024.09.24 明石公園)

 
▲ ハマサオトメカズラの葉には光沢があり、肉厚。右のヘクソカズラの葉には光沢はない。▲


番外 「中秋の名月」らしい。


 

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葉が枯れてしまった頃の果実2021 ヘクソカズラの冬芽・葉痕2021 虫こぶ2020

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2 コメント

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すごいですね~~~。 (こいも)
2024-09-17 00:52:34
林の子さんへ
あまりにたくさんのヘクソカズラに、びっくりしております。
終わりの頃のお花もなかなか素敵ですね。
ハマサオトメカズラは見たことがないのですが
葉は光沢があり、肉厚なのですね。
ヘクソカズラの葉は光沢がないのですね。
まだまだ知らないことがたくさんありそうです。
いつもありがとうございます。
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余り近寄りたくはないですが。 (林の子)
2024-09-17 14:53:04
そうですね、クサイ…と言う先入観があるので、よほどのことが無ければ近寄りたくはないですね。
それでもまだまだ幾つも探せば見つかるものがありそうですよ。
少し変わった様子の蕾…と間違えそうな虫こぶなども見つかると良いですね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/fd382da327cd27beeb44ef453a1516d6
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