リュウノウギクは余り見かけることの無い菊。
茎が細く、崩れた斜面にいつも倒れ込んでいるような印象しかない。
葉は３深裂、毛に覆われて特に裏面は白く特徴があるし、菊の葉と言うより樟脳に似た匂い。
最終盤に咲く「野菊」だが、ヨメナやノコンギクなどとは違い分類上ではキク科の花。
栽培されている菊、つまりは「家菊」に近い。
リュウノウギク（竜脳菊）キク科キク属 Dendranthema japonicum
☆
ここには何株か植えられている。
▲ ひょろりと頼りなげな茎や葉に、樟脳に似た匂いを持つので「竜脳」
似た名前のユウガギク（柚香菊）は、柚子の匂い？？だけれど、こちらはかなり樟脳の匂いを感じる。▼
▲ 「野菊」には見えない、どことなく弱々しい咲き方は、最終盤に咲く菊だからだろう。▼
ノジギク（野路菊）キク科キク属 Chrysanthemum japonense
（2020.11.12 森林植物園）
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二年前のリュウノウギク 四年前のリュウノウギク
リュウノウギクは、「ひょろりと頼りなげな茎や葉に、樟脳に似た匂いを持つ・・・」
ユウガギクは、「柚子の匂い・・・」なのですね。
匂いも大事ですね。次に行った時は匂いも忘れないようにしたいです。
せっかく匂いを持っているのですから・・・
いつもありがとうございます。・:*:・(*´ー`*人)。・:*:・
匂いに関してはやはり個人差が大きいのだと思います。
柚香菊などは、何度かいでも、何処が柚子の匂い？？です。
リュウノウギクは、何となく普通に咲いている菊の葉の匂いとは違うかな、程度なので、クスノキの葉（樟脳の匂い）と似ていると言われているけれど…程度です。
キュウリグサも、葉を揉むと胡瓜の匂いがあるから、と名付けられたようですが
ただの草の葉の匂い…ですから。