HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

第17回Kobe植物画会 ボタニカルアート展

2023-07-06 | 番外編 ハイクなど

久し振り…と書かれていたけれど、何故かついこの間神戸・北野坂のギャラリーで会ったように思えた。
高校時代の同窓たちと何度も会う機会が続くと
幾つもの脈絡のない会話の中に、大昔の記憶も綯交ぜになる。
だから久し振り…と60年近く経っていても気軽に会話が始まる。
ボタニカルアートなる言葉も正直なところ、20年近く前には知りもしなかった。
今では平気で?、花や木の画像を撮ってあれこれと喋っているのだけれど
やはり原点には、この案内ハガキを寄越した小西に繋がってゆく。
今回は北野坂にテナント入居があった関係で、西宮に会場は移ったけれど
何とか足を運ぼうと思っている。
(2023.06.27)

案内ハガキはいつも火曜日に集まる人丸の喫茶店で同じ高校時代の同窓に手渡し
数枚をいつものように入口カウンターに置かせてもらった。
その日、たぶん参観に出掛けるだろう三人にメール添付で画像を送った。
初日の午後には出かけたい…と思っていたからその旨書いたから
幼稚園からの同窓・順ちゃんもそのように調整したい、
高校三年のほんのわずかな関りしかないのに何度も絵更紗展に呼んでくれていた幸ちゃんも
私も行く…の返事。
その高校時代に殆ど毎朝同じ駅からの電車で一緒だったにも関わらず
卒業式の数日前にほんの一言しか会話したことが無かったマドンナ・匡子さんの返事は無かった。
それでも絵画展初日の西宮・アクタ東館6階には三人揃って現れた…。
二時頃の予定?が三時前になったのは、三人そろっての再会が四年ぶりで喋りこんでいたからだ。
そんなこんなの、相変わらずの大騒ぎが、会場内では静かに?鑑賞だった。
代表の小西さんの二枚は入口の左右に堂々の展示、会のメンバーの作品は見ごたえのあるものばかり。
何か所かでの開催で一年続いた万葉植物画展「アートと万葉歌との出逢い」の出品作も数点展示されている。
入口付近で一頻り騒いでそこで記念の一枚を撮っていただき会場を出た。
その後の喫茶店では本日の珈琲・マンデリンを飲みながら話は続くよどこまでも状態。
御三方には万葉植物画展の図録、私には「万葉植物の歌 鑑賞事典」の大冊。
猪名川万葉植物園を開いている木田隆夫さんの写真満載、万葉集の解説も微細に検証されたもの。
いつもながらの配慮が嬉しかったし、大騒ぎの輪が60年近く経ってもアッと言う間に広がることが何よりも嬉しかった。
阪急・西宮北口駅で分かれたのは六時を過ぎていた。
懐かしい岩波文庫の黄帯5冊は、とっくの昔に処分されているのだが、
奈良・雷丘で犬養孝さんが朗々と読み上げた万葉の句が懐かしく浮かんできた。
(2023.07.04)


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