渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

白シャツ

2023年02月24日 | open


仕事のスーツではワイシャツを
着る。白以外は着ない。
普段もワイシャツではなくとも
白いシャツが多い。
他の色も着るが白が圧倒的に
い。
これは好みの問題だ。

白いシャツのホワイトシャツが
訛って日本語ではワイシャツと
いう和製語になったが、日本人
にも馴染みは深い。
私は中学の時から常用するよう
になった。
中1の制服が詰襟の下は白いワイ
シャツと決められていたからだ。

中1の時はこんな感じ。

実際は中2前に身長の伸びが止
まったのでもっと大人びて見え
てたが。中学の時は高校生に、
高校の時は大学生によく間違え
られた。

で、高校は制服が当時では都内
でもとても珍しい背広(シングル
ブレザータイプ)が制服だった。
当時は都内では堀越学園や帝京
や郁文館等、他数校くらいしか
男子ではスーツジャケットタイ
プは無かった。
私が入学する何年か前に制服が
変更になり、上下濃紺のスーツ
になった。
戦前にはうちの高校は白い詰襟
だった。黒澤明が通った頃はそ
れではなかろうか。

1900年明治33年時。

その後、社会人になってからは
やはりスーツ常用なので白いシ
ャツを着ている。
色物を着る者も社内にいたが、
私は白以外は嫌なので着ない。


スーツというのは、あまり着な
い人には堅苦しいように思える
だろうが、実はとんでもなく楽
な服だ。
なので次元もルパンもいつもス
ーツなのでは(笑
詰襟の下にホワイトカラーのあ
るワイシャツは不合理なのだが、
私の中学時代はそれが規則だっ
た。

背広用のワイシャツはオールコッ
トンではなく化繊だが、これが
またかなり肌触りが良い。
溶けやすいので擦過に弱く、二輪
ウェアとしては適していないのだ
が、同じ肌触りの白シャツを革
ジャンの下に着たりもする。
滑るので革ジャンの内側が張り付
かなく、左右前後の動きを阻害し
ないので楽。(たとえツーリング
であっも、二輪ライドの際は
かなり上半身を左右前後上下に
動かす)


現在も白シャツは好んで普段着で
も着ているが、考えてみたら、白
シャツを常用し始めてからことし
50周年である。
50年前の4月から日常的に着るよ
うになった。
小学生と大学生の時代のみは制服
がないので私服ですね。
幼稚園でさえ制服があった。
日本人、ユニフォーム好きだよね。
女子高生のボレロにジャンパー
スカートなんてめちゃくちゃ造形
デザインとしてカッコよかったけ
ど、近年、ほとんど見かけなくな
った。
家政大附属や十文字のジャンパー
スカート、王子の桜ヶ丘女子の
ボレロとジャンパースカートなど
はとても良いデザインだった。
今は全面変更で消滅した。

高校1年の吉永小百合。
ボレロだ。

今の時代、全国的に上がボレロに
ジャンパーワンピーススカートと
いうのは消滅しつつある。
最近の特徴は、どこの高校も同じ
ようなデザインになり、制服を見
て即どこの学校とわかる個性が
薄れた事だろう。
デザインの金太郎飴時代ともいえ
る。
学習院女子や白百合女子のように
伝統的な自校の制服を変えない
学校は、少なくなって来ている。

東京純心


横須賀緑ヶ丘



学校法人 緑ヶ丘学院

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