中国の第3世代(3G)携帯の普及が苦戦している。中国携帯最大手のチャイナモバイル、2位のチャイナユニコムの4月の3Gの新規加入者数は、伸び悩みが鮮明になった。
第2世代(2G)に比べて割高な通信価格などが移行のネックになり、各社とも料金設定の見直しを急いでいる。
●2G利用料平均に近づく
チャイナユニコムは、今月から3Gサービスで66元(約900円)の料金セットを導入。従来の最 . . . 本文を読む
携帯電話端末の最大手ノキアと、インターネット検索大手のヤフーは24日、インターネットサービス分野で提携し、今年後半からこの分野の事業を実質的に統合すると発表した。
それぞれの領域の草分けの2社が連合を組み、ネット関連分野で勢力を拡大する検索最大手の米グーグルや、スマートフォンで急伸する米アップルに対抗する。
●アップル、グーグルに対抗
ノキアとヤフーは、今年後半から共同ブランド . . . 本文を読む
総務省は26日、1台の携帯電話端末で複数の通信会社を自由に乗り換えられる「SIMロックの解除」を2011年4月に導入する方針を公表した。
通信会社への義務化は見送り、自主的な取り組みを各社に促す。
●解除は通信会社次第
SIMロックが解除されると、携帯電話番号などの加入者情報を記録したICカード「SIMカード」を差し替えることで通信会社を乗り換えられる。
例えば、ソフトバン . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズは25日、携帯電話端末の世界出荷台数を2012年度までに09年度比1.6倍の1200万台に引き上げる中期目標を発表した。
焦点は海外展開で、北米、欧州、インドなど新興国へ広げていく。NECは06年に海外市場から撤退しているだけに、海外再進出でその教訓を生かせるかどうかがカギとなる。
旧カシオ日立モバイルコミユニケーションズが築いた北米市場での . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズの山崎耕司社長に、今後の戦略などを聞いた。
――中長期的な目標は。
2010年度の出荷目標は国内500万台、海外250万台の計750万台。09年度よりも全体で数十万台増やす。12年度に1200万台を目指すが、うち国内は800万台でトップシェアを獲得したい。
海外は北米が中心だが、メキシコとオーストラリアにも進出する。4年以内に2000万台 . . . 本文を読む
ノキアは、携帯電話・サービス事業内の組織再編を実施し、7月1日付で「モバイルソリューション」、「モバイルフォン」、「マーケット」の3部門体制とする計画を発表した。
これにより、革新的な携帯端末製品開発と、これら端末へのコンテンツ、アプリケーション、サービス統合を加速させると説明している。
●製品開発を加速
モバイルソリューション部門は、ハイエンドのモバイルコンピュータやスマート . . . 本文を読む
英ソニー・エリクソンのバート・ノルドベリ社長は19日、日本経済新聞の取材に応じた。
取材の中で、インターネットを通じて、映画、音楽などのコンテンツをやりとりするソニーの新サービスと、スマートフォンで連携していく考えを示した。
主な一間一答は以下の通り。
――米グーグルのオープン型OS「アンドロイド」を搭載したスマートフォン「エクスペリア」が好調だ。
世界各国で発売したが、特 . . . 本文を読む
中国キャリア3社の10年1-3月(第1四半期)決算は、携帯電話専業で最大手の中国移動(チャイナモバイル)が前年同期比1ケタの伸びながら、増収増益を確保。
固定と携帯電話を展開する中国電信(チャイナテレコム)、中国聯通(チャイナユニコム)が増収減益となった。
●iPhone効果の聯通
中国移動は、国内での携帯電話の普及と電信や聯通の参入で競争が激化したことから、加入者数の伸びが鈍 . . . 本文を読む
インドの通信・情報技術省が実施した第3世代(3G)携帯電話サービスの民間事業者を選定する競争入札が19日、終了した。
落札総額は、今後入札を実施するブロードバンド・ワイヤレス・アクセス(RWA)分を含め、6771億ルピー(約1兆3千億円)以上になることが確定。
NTTドコモの出資先の夕夕・テレサービシズは、586憶ルピーで9地域で免許を得た。
事業免許を割り当てる全22地域ごと . . . 本文を読む
電気通信事業者協会(TCA)が12日発表した4月末の国内携帯電話・PHSの契約数は1億1675万2400件で、前年同月比3.9%の増加。
携帯電話だけでは1億1271万4800件で同4.5%増加した。
事業者別純増数は、ソフトバンクが首位を奪回し、21万6千件。次いで、NTTドコモが15万4500件、KDDIが10万3100件、イー・モバイルが5万8200件となった。
この結果 . . . 本文を読む
携帯電話大手3社の夏商戦向けの携帯端末の新製品が18日、出そろった。
販売方式の変更で見かけ上の購入価格が高くなったことによる販売不振で、各社は開発費を抑制。また端末メーカーが複数の携帯電話事業者に同様の端末を供給するパターンが増え、携帯3社の品揃えが似通った。
デザインやコンテンツを前面に打ち出す機種が増え、既存の携帯電話端末は機能面で出尽くし感が漂っている。
●1社独占しに . . . 本文を読む
米調査会社のアイサプライは17日、2010年1-3月期の携帯電話世界シェアをまとめた。
フィンランドのノキアなど上位メーカーが軒並みシェアを落とす一方、スマートフォンを主力とするカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)や米アップルのシェアが上昇。
スマートフォンが市場をけん引する傾向が強まっている。
●モトローラ8位に転落
ブラックベリーを手掛けるRIMのシェア(出荷台 . . . 本文を読む
10年1-3月の世界携帯電話出荷台数のメーカー別シェアで、アップルが875万台を出荷、5位に踊り出た。
シェアトップのノキアによると、今年3カ月の世界全体の出荷台数は3億2300万台で、前年同期を11%上回った。通年でも前年比10%増の13臆8600万台を予測している。
●アップル5位に躍進
ノキア自体は今3カ月、中東・アフリカ、南米、中国で大きく伸ばし、スマートフォンも好調。 . . . 本文を読む
中国の通信事業者のチャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコムの3社が2010年第1四半期(1-3月)に3G通信網構築に充てた投資額が、60億4千万元(約821億円)となったことが分かった。
中国工業・情報化部(MIIT) が発表した。
●3G加入者拡大
09年の3G通信網への総投資額は1609億元だった。3月末の各社の3G市場シェアは、チャイナモバイル:42.5%、チ . . . 本文を読む
通信関連の米調査会社ピラミッドリサーチによると、インドネシアの携帯電話市場は、2014年までに中国、インドに続く世界第3位の急成長市場となる見通し。
インドネシアの携帯電話加入件数は、09年9月末で1億4880万件。
●大きな成長機会
インドネシアの通信サービス市場は、売上高でアジア太平洋地域第7位。
しかし、09年末の携帯電話普及率は世界平均を下回り、プロードパンド普及は . . . 本文を読む