携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

日本の先端ケータイ、海外へ再発信 端末各社再編、巻き返しへ

2010-08-17 | 市場動向/日本
 「iモード」、「写メール」など様々な機能で世界最先端を走り続けながら、海外では不人気なケータイ。堅固なインフラを持ちながら、サービスやコンテンツは貧困とされるブロードバンド。  日本の通信業界は、独自の進化を遂げたあまり世界で孤立する「ガラパゴス化」が深刻だ。巻き返せるのか。世界市場に向けた再挑戦が始まった。 ●組織融合急ぐ  川崎市にあるNECカシオモバイルコミュニケーションズ本 . . . 本文を読む

富士通と東芝、スマートフォン開発を早急に一体化 年内にグーグル携帯発売

2010-08-17 |  富士通/東芝
 「ガラパゴス」と椰楡される国内市場の飽和を背景に、携帯電話メーカーの再編が加速している。  10月に東芝と携帯電話機事業を統合する富士通の大谷信雄執行役員常務(同事業担当)に、統合の狙いや今後の戦略を聞いた。 ――統合の狙いは。  これまで、富士通が国内でNTTドコモ向けに携帯電話を供給してきた。  一方、東芝はKDDI(au)向け携帯電話の供給を主力に、スマートフォン(高機能 . . . 本文を読む

スマートフォン、米国市場で競争激化 3強しのぎ削る

2010-08-14 | 市場動向/欧米
 米国でスマートフォンの新商品発売が相次いでいる。  シェア首位のリサーチ・イン・モーション(RIM、カナダ)が12日にタッチパネルを搭載したブラックベリーを投入。米アップルのiPhoneや、米グーグルの基本OSアンドロイドを搭載した商品との競争が激化しそう。 ●3強しのぎ削る  RIMの「ブラックベリートーチ9800」は同社の特徴である操作性が高いキーボードに加え、画面に触れて操作 . . . 本文を読む

グーグル携帯、初の首位 米スマートフォン4-6月シェア

2010-08-14 | 市場動向/欧米
 米調査会社のNPDグループは4日、4-6月期の米スマートフォン市場で米グーグルのアンドロイドを搭載した商品のシェアが前の四半期より5ポイント高い33%となり、初めて首位になったと発表した。  米モトローラなどが有力な商品を投入したほか、通信大手の積極的な拡販策が奏功した。 ●更なるシェア変動も  カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が展開する「ブラックベリー」は2007年1 . . . 本文を読む

NTTドコモ、大日本印刷と電子書籍で提携 他社へ配信、課金システムで主導権狙う

2010-08-14 |  NTTドコモ
 NTTドコモと大日本印刷は4日、電子書籍事業で提携し、11月にもコンテンツの配信事業を始めると発表した。  両社は共同事業会社を設立。書籍、雑誌、コミックなどを電子書籍端末やスマートフォン向けに配信する。まずドコモの専用端末など8機種に配信し、将来は他の通信会社の端末向けにも配信する方針。 ●新市場の創造  同日両社が開いた記者会見で、ドコモの辻村清行副社長は「従来の紙の置き換えで . . . 本文を読む

NTTドコモ、米動画ソフト会社を買収 次世代携帯電話サービスを拡充

2010-08-14 |  NTTドコモ
 NTTドコモは携帯電話向けに動画や音楽の再生ソフトを開発する米パケットビデオを買収する。昨年7月に約35%を出資しているが、新たに約100億円を投じて年内に完全子会社化する。  ドコモは、12月に次世代の高速携帯電話サービスを始める計画。米社のソフト技術を取り込み大容量の動画サービスを拡充する。 ●人気製品に対抗  パケットビデオの親会社の米ネクストウェーブ・ワイヤレスから株式を取 . . . 本文を読む

市場飽和で契約数拡大見込めず ドコモ、収益源多様化でさらなる成長目指す

2010-08-14 |  NTTドコモ
 NTTドコモは、約5600万の顧客基盤を生かして様々な分野に進出を図っている。  最近では、電話番号で簡単に送金できる「ケータイ送金」、携帯電話で必要なときにいつでも簡単に申し込める「ワンタイム保険」を始めた。  金融に限らず、「健康・医療」、「環境」、「教育支援」でも取り組みを進める。 ●サービスを横展開  背景には、市場の飽和で契約数拡大では大幅な成長を見込めなくなってきた点 . . . 本文を読む

携帯電話端末の世界シェア、日本勢の苦戦続く 各社、再び海外展開に活路

2010-08-13 | 端末メーカー/日本
 携帯電話端末の世界シェアで日本メーカーの苦戦が続いている。英ソニー・エリクソンを除く日本企業8社の合計は2009年実績で3.5%、世界5位のモトローラ1社分にも満たない。  携帯電話市場は日本が世界に先駆け立ち上がり、1990年代後半には国内出荷台数が世界出荷台数の5分の1を占めたこともあった。 ●巻き返しに課題多く  2000年代初頭にはメーカー各社が海外進出を図ったが、ノキアな . . . 本文を読む

6月の国内携帯電話出荷、前年比5.4%減 新機種投入も買い控え続く

2010-08-12 | 市場動向/日本
 電子情報技術産業協会(JEITA)が10日発表した6月の国内携帯電話出荷台数(含むPHS)は、前年同月比5.4%減の375万1000台だった。3カ月ぶりのマイナス。  6月は、夏商戦向けの新機種投入で販売台数が最も伸びるが、今年は景気悪化に伴う買い控えが続いている模様。 ●本格回復至らず  携帯電話のみの出荷台数は、5.2%減の366万9000台だった。携帯電話の単月実績では2カ月 . . . 本文を読む

2009年度国内携帯電話出荷台数、前年度比4%減 富士通・京セラ、順位上げる

2010-08-04 | 出荷台数シェア/日本
 MM総研によると、2009年度の国内の携帯電話端末の出荷台数は、前年度比4%減の3444万台だった。  もともと飽和感が強く、買い替え需要に依存する同市場だが、通信各社が総務省の指針により販売奨励金を削減。これを受けて端末の店頭価格が高騰し、買い替えサイクルが長期化するという「官製不況」の側面もある。 ●富士通3位に浮上  メーカー別のシェアは、シャープが5年連続の首位を守った。 . . . 本文を読む