携帯電話世界大手の好不調が鮮明になっている。
今年1-3月期には韓国サムスン電子の業績をスマートフォンがけん引する一方で、フィンランドのノキアはスマートフォンの不振で最終赤字に転落した。
スマートフォンの競争力は携帯全体のブランドカに直結しており、業界集計では1-3月にノキアが14年守った世界出荷台数首位の座をサムスンに明け渡した。
●新興国でもシェア低下
米調査会社ストラ . . . 本文を読む
スマートフォンの低価格化が進んでいる。アジアブランドのスマートフォンが量産効果による低価格で日本市場への攻勢を強めているのがその背景。
台湾のHTCは20日、KDDI(au)向けに日本独自のスマートフォンを供給すると発表。華為技術(ファーウェイ)や中興通訊(ZTE)などの中国勢もソフトバンクなど国内キャリア(通信会社)への供給を拡大している。
国内市場でスマートフォンメーカーの価格 . . . 本文を読む
世界のスマートフォン市場で、ファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)など中国メーカーの存在感が増している。
両社とも中国国内のスマートフォン需要の拡大を背景に、アンドロイドOS搭載端末で攻勢をかけており、12年は2社のシェアが合計で15%に達する見通しだ。
●コンシューマ向けで頭角
ファーウェイ、ZTEは、ともに通信機器メーカーとして近年、急成長を遂げてきた企業。
世界の . . . 本文を読む
世界のスマートフォン市場で、ファーウェイ(華為技術)やZTE(中興通訊)など中国メーカーの存在感が増している。
両社とも中国国内のスマートフォン需要の拡大を背景に、アンドロイドOS搭載端末で攻勢を掛けており、12年は2社のシェアが合計で15%に達する見通しだ。
●コンシューマ向けで頭角
ファーウェイ、ZTEは、ともに通信機器メーカーとして近年、急成長を遂げてきた企業。
世界の . . . 本文を読む
中国通信機器大手、ZTE(中興通訊)はこのほど、携帯電話の新しい設計コンセプトとして「ケアリング、クリエイティブ、シンプル、スマート」を発表した。
「ケアリング」とは、使う人のニーズを尊重すること。「クリエイティブ」は革新的な技術と新デザイン。「シンプル」は流麗でクリーンな端末の外見を指し、「スマー卜」は知的で社会的責任に基づく製品設計を示すという。
●差別化戦略の一環
すでに . . . 本文を読む
中国の通信機器やソフト大手がスマートフォンなど携帯端末で日本市場の開拓に本腰を入れている。華為技術(ファーウェイ)は近く、日本国内にスマートフォンや通信設備の研究開発拠点を開設する計画。
中興通訊(ZTE)は、日本市場に的を絞った製品の開発体制を構築した。低コスト生産を武器とする中国勢の攻勢が強まることで、携帯端末の競争が一段と激しくなることは確実。
●グローバル戦略で重要
フ . . . 本文を読む
韓国のサムスン電子とLG電子の業績格差が鮮明になっている。
スマートフォン事業の収益力に差があるためで、LGが26日発表した7-9月期の営業損益は319億ウォン(約3円)の赤字。一方のサムスンは同じ時期にスマホの販売台数で世界首位に立つ快走ぶり。
製品の急速な世代交代への対応力で明暗が分かれる電機業界の現状を映し出している。
●従来戦略通用せず
「スマートフォンと従来型携帯 . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズなどは、NTTドコモの高速携帯電話サービスに対応したスマートフォンを開発した。11月にも発売する。
ドコモは米アップルの「iPhone」に対抗するため、ネット接続や動画視聴機能を売り物にした端末の品ぞろえを急いでおり、富士通など3社も同様の機種を供給する計画。
●対応端末投入急ぐ
NECカシオが開発した端末は高速携帯電話サービス「Xi(ク . . . 本文を読む
中国の通信機器大手ZTE(中興通訊)はこのほど、ケニアの通信大手テレコム・ケニアと提携し、首部ナイロビに同国最速の商用HSPA+ネットワークを構築したと発表した。
テレコム・ケニアは、世界第4位の通信企業であるフランステレコム傘下にあり、「オレンジ」ブランドで携帯電話サービスを提供している。
●LTEへの効率的移行を実現
ZTEのUni-RAN技術をベースとしたHSPA+ネット . . . 本文を読む
米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)の退任が、日本の通信事業者(キャリア)にも影響を及ぼしそうだ。
国内ではソフトバンクモバイルだけがアップルのスマートフォン「iPhone」を取り扱う。だが、トップ交代で交渉条件に微妙な変化が出れば、NTTドコモやKDDIもアイフオーンを販売する可能性がでてくる。
●注目される国内キャリア動向
人気商品のiPhoneを独占販 . . . 本文を読む
インターネット検索最大手の米グーグルは15日、通信機器大手の米モトローラ・モビリティーを買収すると発表した。買収額は125億ドル(約9600億円)で、グーグルのM&Aとしては過去最大になる。
グーグルは基本ソフト(OS)「アンドロイド」を世界の通信機器メーカーに無償提供する形でスマートフォン関連事業を拡大しており、老舗メーカーの買収で事業拡大を加速する。
●特許取得が狙い
両社 . . . 本文を読む
需要拡大が続くスマートフォンの特許を巡る米アップルと主要スマートフォンメーカーとの訴訟合戦が混迷を深めている。アップルは台湾の宏達国際電子(HTC)を再び提訴し、HTC株は12-13日と急落した。
同市場で先行したアップルと、米グーグルの携帯用OS「アンドロイド」を搭載するHTCなどとの競争激化が背景にあるが、不毛な消耗戦を懸念する声も上がり始めた。
●激しい市場競争
アップル . . . 本文を読む
携帯電話機メーカーがスマートフォンの薄型化を競っている。NECカシオモバイルコミュニケーションズが世界最薄となる7.7mmを実現したのを手始めに、1cm以下で各社の攻防が始まった。
かつて2つ折りの携帯電話で旧NECと松下通信工業(現パナソニックモバイル)が繰り広げた「薄型化戦争」を再現するかのようだ。
●薄さと強度を両立
各社が薄型化を意識したのは、昨年発売された米アップルの . . . 本文を読む
世界の携帯電話端末メーカーの業績が二極化している。
1-3月期は、アップルや、グーグルの基本ソフト(OS)を採用した台湾の宏達国際電子(HTC)などスマートフォンを主力とするメーカーが収益を拡大した。
一方で、両陣営に対抗する「第三極」の形成を目指すノキアなどは苦戦を強いられている。
●収益大幅伸張
1-3月期のスマートフォンの販売台数は、ノキア、サムスン電子、アップル、リ . . . 本文を読む
11年1-3月期の世界携帯電話出荷台数ベースでみたメーカー別シェアは、ノキアがシェアを落とし、アップルとサムスン電子が伸ばした。
ノキアによると、11年第1四半期の世界全体の出荷台数は3億7400万台で、前年同期比20%増。
日本を除くアジア太平洋地域、中東、中南米が市場のけん引役になり、機種ではスマートフォンが伸び、スマートフォンに特化している台湾HTCも出荷台数を伸ばした。
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