携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

インドネシアのケータイ市場、14年までに世界第3位へ 国内に大きな成長機会

2010-05-13 | 市場動向/東南アジア



 通信関連の米調査会社ピラミッドリサーチによると、インドネシアの携帯電話市場は、2014年までに中国、インドに続く世界第3位の急成長市場となる見通し。

 インドネシアの携帯電話加入件数は、09年9月末で1億4880万件。


●大きな成長機会

 インドネシアの通信サービス市場は、売上高でアジア太平洋地域第7位。

 しかし、09年末の携帯電話普及率は世界平均を下回り、プロードパンド普及は1%に満たず、有料TVは家庭の2%にしか普及していない。

 ここに大きな成長機会があるとみる同社は、09-14年の5年問にインドネシアの通信サービス市場は年平均成長率12.4%で拡大、14年には162億ドルに達すると予想する。

 市場拡大額は72億ドルで、このうち52億ドルが携帯電話市場。携帯電話市場成長率は11.4%、固定電話市場は13.6%で拡大すると予想する。

 携帯電話事業者間の競争激化により、14年までにサービス価格が低下、携帯電話普及率が飛躍的に高まる見込み。加入者の純増は今後5年間に8400万件に達し、インド、中国に次ぐ勢いになるという。





【記事引用】 「電波新聞/2010年5月5日(水)/2面」


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