携帯電話端末市場でスマートフォンの存在感が一気に高まってきた。
携帯電話主要3キャリアは、このほど発表した冬春モデルに相次いでグーグルのスマートフォンOS(基本ソフト)「アンドロイド」を搭載した機種を投入。
先行するアップルのiPhoneを追撃すべく、シャープ、東芝がアンドロイド端末を発表したほか、パナソニックとNECカシオモバイルコミュニケーションズも来年以降の端末発売を表明した . . . 本文を読む
アジアの携帯電話メーカーが廉価版スマートフォンで日本市場に攻勢をかけている。
2010年冬~11年春モデルで、韓国LG電子や中国の中興通訊(ZTE)、華為技術(ファーウエイ)などがアンドロイドを活用して安価に製造することを強みに、国内事業者に次々に供給。
出遅れた国内メーカーは巻き返しを図れるのか。
●製品化急ぐアンドロイド端末
「アンドロイドの市場でもナンバーワンを目指 . . . 本文を読む
シャープが情報通信事業の経営資源を高機能携帯端末分野に集中する動きを強めている。多機能携帯端末の開発に生産から撤退したノートパソコン部隊を投入。
携帯電話事業も一気にスマートフォンへとかじを切った。製品投入に合わせて独自のコンテンツサービスも提供する計画。ソフトとハードの組み合わせで差異化を図る考え。
●携帯電話事業を拡大
シャープが15日に開いた携帯電話事業の説明会。
大 . . . 本文を読む
シャープは、月内にもインドで携帯電話端末の販売を始める。
携帯電話4機種を順次投入。このうち2機種は、契約者を認識するSIMカードを2枚通せるなど現地仕様にした。独自の液晶パネルなどをアピールして、成長が続くインド市場を開拓する。
●市場開拓進める
4機種はいずれも第2世代(2G)端末で、インターネット接続もできる。想定価格は、約1万3000-3万6000円程度と現地ではやや . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズが18日、冬春商戦に向けた新商品説明会を開き、国内の大手携帯電話メーカーの製品戦略が出そろった。
各社ともスマートフォンに注力する方針を鮮明にしたほか、海外市場の開拓にも意欲を見せる。だが、iPhoneが先行し、海外メーカーが主導権を握る市場だけに計画通り進めるには課題も多そう。
●読みの甘さで出遅れ
NECカシオは同日、今年度中にまず北 . . . 本文を読む
パナソニックは、2012年をめどに携帯電話端末の生産や設計の一部を台湾などの電子機器製造受託サービス(EMS)事業者に委託する。
現在は、同端末の全量をグループの工場で生産している。
同社は12年前半に同端末で海外市場へ再進出する計画で、コスト競争力向上や地域ごとの多様な機種の設計製造に自社だけでは対応しきれないと判断した。
●海外分中心にEMS活用
15年度の携帯電話機の . . . 本文を読む
パナソニックモバイルコミュニケーションズは16日、携帯電話事業に関する説明会を開き、2011-12年にかけて国内外でスマートフォンを販売すると発表した。
一度撤退した海外への再進出などをテコに、15年度に携帯電話全体で09年度の約3倍の1500万台販売を目指し、そのうち4分の3をスマートフォンにする考え。
●海外再進出も
パナソニックモバイルは、11年前半に米グーグルの基本ソフ . . . 本文を読む
電気通信事業者協会が8日発表した10月末の携帯電話・PHS契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でソフトバンクモバイルが7カ月連続の首位を維持した。
ソフトバンクは6月に発売した「iPhone4」の好調が続いており、2位以下を大きく引き離した。
●MNPでも過去最高
ソフトバンクの純増数は32万4200件。4月から7カ月連続の20万件超えとなる。
純増2位はイ . . . 本文を読む
電子情報技術産業協会(JEITA)が9日発表した2010年9月の携帯電話・PHS端末メーカーの国内出荷台数は、前年同月比34.7%増の326万3000台だった。
単月としては3カ月連続の増加。4-9月でも3年ぶりに増加に転じた。出荷台数は07年以降低迷してきたが、スマートフォン人気で下げ止まりが鮮明となった。
●ようやく販売回復
内訳は携帯電話が34.1%増の316万5000台 . . . 本文を読む
携帯電話大手3社の今冬・来春商戦向け端末が8日、出そろった。主役は米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン。
一般携帯でおなじみの機能を組み込んだ機種を筆頭に、電子書籍にも対応する大画面型や、3次元(3D)映像対応などバラエティーに富んだ内容。
各社はスマートフォン選びの選択肢を広げ、利用者のすそ野拡大を目指す。
●iPhoneが6割
MM総研 . . . 本文を読む
NTTドコモは8日、冬春モデルとしてスマートフォン、FOMA端末、LTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応データ通信端末など計28機種を発表した。
「スマートフォンのラインアップをさらに充実させた」(NTTドコモの山田隆持代表取締役社長)。
11月12日以降、順次発売する。スマートフォンは今後発表するタブレット型端末1機種を加え、計7機種のラインアップをそろえることになる。
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NTTドコモは次世代携帯電話サービスの通信料金を、現行サービスを1割弱上回る程度に抑えて始める。
新サービスは高精細な映像などを、高速の有線ネット回線と同じように楽しめる。料金を消費者が受け入れやすい水準に設定し、一気に普及を促す。
ビジネスから娯楽まで携帯端末を使う新たなサービスの開発にもつながりそう。
●通信方式統一
新サービスは、通信速度を現在の5-10倍に高めた「L . . . 本文を読む
KDDI(au)は11月から順次発売を始めた携帯電話やスマートフォンの新機種に、新しい高速データ通信規格「WIN HIGH SPEED」を搭載する。
動画など大容量コンテンツのダウンロード速度を従来に比べ最大3倍に引き上げる技術で、利用者は動画添付メールなどもストレスなく楽しめるようになる。
●3車線の高速道に
「WIN HIGH SPEED」は、KDDIが2006年から導入し . . . 本文を読む
米調査会社のNPDグループは1日、7-9月期の米市場におけるスマートフォンのシェア動向をまとめた。
カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)の「ブラックベリー」は、シェアを落として前の4半期の2位から3位へ後退。米アップルの「iPhone」が2位に浮上した。
●アンドロイド携帯首位
米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した商品が2四半期連続で首位になり、シェ . . . 本文を読む
KDDI(au)は8日、スマートフォンに搭載するインターネット電話ソフト「スカイプau」のサービス概要を発表。通話料は2011年11月末まで無料にし、KDDI同士は着信が分かるようにした。
同12月以降の料金設定は、利用状況を分析したうえで検討する。
●電話交換網を利用
スカイプauはスカイプ・テクノロジーズと共同開発し、今月下旬発売の「IS03」以降の新機種に搭載する。ネット . . . 本文を読む