シャープは25日、09年に携帯電話端末事業で欧米市場に本格参入する方針を明らかにした。
携帯事業では、パナソニックモバイルが2010年度にも中国・アジア市場への端末投入を目指し、京セラが今春から北米市場を強化するなど国内端末メーカーの海外志向が強まっている。
シャープは6月から、日本で普及している高機能端末と同型機種を中国に投入しており、欧米市場では現地の趣向に合わせた独自端末の開 . . . 本文を読む
世界の携帯電話機市場の拡大ペースが再加速している。
今年上半期(1-6月)の携帯電話の出荷台数は5億9760万台で、前年同期比の伸び率は15%増。昨年上半期の13%増を上回った。
携帯電話の世界市場の伸びは、2004年の前年比37%増をピークに鈍化していたが、新興国での販売台数の急増が市場拡大に再び弾みをつけている。
●新興国での販売急増
昨年の世界販売台数は11億4410 . . . 本文を読む
シャープは、09年に携帯電話端末事業でインドネシアに進出する。
国内市場の縮小で業績が悪化しており、成長する海外市場で端末事業を拡大するのが狙い。シャープの08年4-6月期の端末出荷台数は、前年同期比39%減の299万台。
国内での減少分を補うため、中国に次ぐ新たな市場開拓を急ぐ。
●量販店経由で販売
インドネシアでは、高性能な端末を量販店経由で販売する。6月に端末飯売を始 . . . 本文を読む
インド政府は、年内にも第3世代(3G)携帯電話サービスの事業免許の入札を実施する方針を固めた。
ただ、全国サービスを手がける当面の事業者枠は最大5社で、政府は最低落札価格を全国免許の場合で202憶ルピー(約530億円)に定めた。
落札価格が高騰すると、サービス事業者の採算確保が難しくなり、3Gの普及が遅れる懸念もある。
●動き出す携帯サービス事業者
入札資格があるのは、国内の . . . 本文を読む
カシオ計算機は19日、ソフトバンクモバイル向けに携帯電話端末の供給を年内に開始すると発表した。カシオがソフトバンク向けに携帯電話を開発するのは初めて。
カシオは、これまで国内ではKDDI(au)だけに端末を供給しており、衝撃に強い防水携帯端末など、特徴的な製品で人気を集めている。
ソフトバンク向け端末の概要や詳細な販売時期などは明らかになっていない。
携帯電話の契約台数が1億 . . . 本文を読む
電気通信事業者協会と携帯電話・PHS各社が7日発表した7月の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた月間純増数は、ソフトバンクモバイルが21万5400件と15カ月連続で首位となった。
KDDIは純増が1万7000件にとどまり、携帯4社中で2カ月連続の最下位。同社は番号ポータビリティー制度(MNP)でも初の転出超過に陥り、低調ぶりが目立つ。
●iPhone3G好調
ソ . . . 本文を読む
NECと松下電器産業は7日、携帯電話向けソフトウエア開発の提携関係を解消した。
2006年に共同設立したソフト会社エスティーモ(横浜市)が同日午後、臨時株主総会を開き10月をメドに清算すると決議した。NECと松下は日本発の世界標準OSを目指したが、欧州勢に先行され追いつけないまま終わった。
NECと松下はエスティーモで、無償OS「リナックス」をベースとした携帯OSの開発を進めてきた . . . 本文を読む
国内携帯電話メーカーが苦境に陥っている。
最大手のシャープが31日に発表した2008年4-6月決算は、好調だった携帯の不振などで、連結営業利益が前年同期比14%減となった。
総務省主導で端末販売の方法が変わったことで買い替え機運が冷え込み、官製不況の様相さえ呈している。
●市場の冷え込み深刻
「販売方法の変化で市場が縮小し、業界首位なだけに影響も大きい」。大阪市内のホテルで3 . . . 本文を読む