携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

ノキアの10-12月決算、3四半期連続の赤字 北米中心に携帯電話出荷が大幅減少

2012-01-30 |  ノキア
 フィンランドのノキアの10-12月(第4四半期)決算は、北米を中心に携帯電話出荷が大幅に減少したことから、売上げが前年同期比21%減の100億500万ユーロ(11年12月末のレートで約1兆55億円)。  最終損益は、1年前の7億4500万ユーロから10億7200万ユーロ(約1077億円)の赤字となった。赤字決算はこれで3四半期連続。 ●赤字幅拡大  前期比ベースでは、昨年10月にリ . . . 本文を読む

NTTドコモ、通信障害再発回避へ通信網増強 来月応急処置、抜本策は14年度

2012-01-28 | 市場動向/世界
 NTTドコモは27日、携帯電話の通信障害の再発防止策を発表した。  同社では、この半年で5度の障害が起きており、設備投資を約500億円上積みして対応する。しかしスマートフォンの普及で爆発的に増えるデータ通信量を、今回の応急処置でさばき切れる保証はない。  トラブルが続くようだと業界の勢力図にも影響し、スマートフォン普及に水を差す恐れもある。 ●再発防止に努める  ドコモの山田隆持 . . . 本文を読む

NTTドコモ、携帯電話の通信障害回避へグーグルと協議入り 通信料抑制狙う

2012-01-28 |  NTTドコモ
 NTTドコモは携帯電話通信障害の頻発を受け、スマートフォン向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を開発した米グーグルとデータ量の増大につながる通信頻度の抑制に向けた協議に入った。  ドコモは世界の通信会社とも協調し、通信頻度の抑制をアプリ開発者に呼びかけていく考え。 ●制御信号で処理負担増  25日に発生したドコモの通信障害は、無料通話などを実現するアプリが原因の一つだった。これら . . . 本文を読む

ITU、4G規格「IMT-Advanced」に2方式正式決定 LTEの10倍、最大1Gbps実現

2012-01-21 | LTE/4G/XGP
 モバイル通信の第4世代(4G)サービスを提供するための二つの規格がジュネーブで正式に決まった。  国際電気通信連合の無線通信部門(ITU-R)は18日、「LTE-Advanced(アドバンスト)」と「WirelessMANAdvanced」(WiMAX2)の両方式を次世代の4G規格「IMT-Advanced」として正式決定したと発表した。 ●LTE方式の約10倍  ITUは2010 . . . 本文を読む

中国の3G携帯電話加入者数、昨年末で1億2842万 全加入者数の10%程度に

2012-01-21 | 市場動向/中国・インド
 中国工業・情報化部(MITI)によると、2009年に中国で商用化された国内の第3世代(3G)携帯電話加入者数が昨年末で1億2842万になった。  年末時点の第2世代(2G)を含めた全加入者数は未発表だが、11年11月末では9億7500万だったため、中国の3G率は10%程度と予測される。 ●4割がTD-SCDMA  3G加入の内訳は、TD-SCDMA方式の中の中国移動が5121万で、 . . . 本文を読む

家電量販店各社、スマートフォン販売を強化 携帯電話各社もスマートフォン直営専門店を拡充

2012-01-15 | 携帯電話販社
 家電量販店各社がスマートフォンの販売を強化する。  エディオンは体験型売り場の設置店舗数を今秋までに3倍に増加。ヨドバシカメラやコジマも携帯電話売り場を広げる。スマートフォンがけん引する形で、各社の携帯電話売上高は拡大中。  主力だった薄型テレビは販売台数の大幅な減少が見込まれており、スマートフォンを収益の柱に育てる。 ●体験コーナー拡大  エディオンは、約25店に設けているスマ . . . 本文を読む

NTTドコモ、11年12月末の携帯電話・PHS純増数で21カ月ぶり首位 PSヴィータ効果

2012-01-12 |  NTTドコモ
 電気通信事業者協会が11日発表した2011年12月末の携帯電話・PHS契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数はNTTドコモが42万9900件と10年3月以来、21カ月ぶりに首位となった。  ネット対戦が楽しめるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新型ゲーム機「プレイステーション(PS)ヴィータ」向けにプリペイド方式の携帯電話回線を提供。約19万件を確保したことが . . . 本文を読む

サムスン電子、10-12月期営業利益が過去最高更新 急成長のスマートフォン、業績を牽引

2012-01-10 |  サムスン電子
 韓国のサムスン電子が6日発表した2011年10-12月期の連結営業利益は、前年同期比73%増の5兆2千億ウォン(約3470億円)前後と四半期ベースの過去最高を更新した。  主力の半導体メモリーや薄型テレビの価格が下落する中、スマートフォンが急成長して業績を牽引した。次々に製品群を拡充し、顧客を幅広く獲得するスピード経営が奏功している。 ●スマホが業績下支え  「スマートフォンがなか . . . 本文を読む

NTTドコモ、年間投入新製品の8-9割がスマートフォンに 医療や環境、金融など新領域開拓

2012-01-10 |  NTTドコモ
 スマートフォンへの移行が進む携帯電話業界。端末やサービスが日々進化する一方、通信量の急増に伴うトラブルも相次いでいる。スマートフォン普及で通信事業者はどう変わるのか。NTTドコモの山田隆持社長に聞いた。 ――スマートフォンの販売が拡大している  2011年度は、携帯電話販売の5割弱をスマートフォンが占めた。12年度は6割となり、年間販売台数は11年度比2-4割増の1000万-1200 . . . 本文を読む

中国ZTE、携帯電話の新設計コンセプトを発表 ケアリング、クリエイティブなど4項目

2012-01-09 | 端末メーカー/世界
 中国通信機器大手、ZTE(中興通訊)はこのほど、携帯電話の新しい設計コンセプトとして「ケアリング、クリエイティブ、シンプル、スマート」を発表した。  「ケアリング」とは、使う人のニーズを尊重すること。「クリエイティブ」は革新的な技術と新デザイン。「シンプル」は流麗でクリーンな端末の外見を指し、「スマー卜」は知的で社会的責任に基づく製品設計を示すという。 ●差別化戦略の一環  すでに . . . 本文を読む

NTTドコモ、メール送信受信サービス「spモード」でまた通信障害 設備の増強急務

2012-01-05 |  NTTドコモ
 NTTドコモのスマートフォン向けのメール送受信サービス「spモード」で1日夜に通信障害があった。ドコモでは、2011年8月と12月にもスマホの通信で不具合を起こすなどトラブルが相次いでいる。  「spモード」の利用者は約670万人おり、スマホの利用者急増にシステムの構築が追いついていないのが原因の1つとみられるだけに、設備の増強が急務となる。 ●システムの再構築を急ぐ  今回の不具 . . . 本文を読む

中国の通信機器・ソフト大手、日本市場の開拓に本腰 品質も急速向上、携帯電話各社採用相次ぐ

2012-01-04 | 端末メーカー/世界
 中国の通信機器やソフト大手がスマートフォンなど携帯端末で日本市場の開拓に本腰を入れている。華為技術(ファーウェイ)は近く、日本国内にスマートフォンや通信設備の研究開発拠点を開設する計画。  中興通訊(ZTE)は、日本市場に的を絞った製品の開発体制を構築した。低コスト生産を武器とする中国勢の攻勢が強まることで、携帯端末の競争が一段と激しくなることは確実。 ●グローバル戦略で重要  フ . . . 本文を読む

国内携帯電話メーカー各社、開発体制をスマートフォンに特化 成長分野で攻勢、海外でも出荷拡大

2012-01-04 | 端末メーカー/日本
 国内携帯電話メーカー各社は、スマートフォンに特化した開発体制に移行する。  富士通は2012年から新規開発をスマートフォンに集中するほか、NECカシオモバイルコミュニケーションズも新機能の搭載をスマートフォンに絞る。成長するスマートフォン分野で攻勢をかけ海外でも出荷拡大を狙う。  機器に組み込む電子部品の高機能化も加速しそう。 ●従来型の新規開発中止  富士通は従来型携帯電話では . . . 本文を読む