携帯電話各社がスマートフォンの調達を海外メーカーにシフトし始めている。
従来型携帯電話(フィーチャーフォン)では国内の端末メーカーから仕入れるケースが圧倒的に多かったが、スマホの台頭で状況は一変。NTTドコモやKDDI(au)が昨年度投入した新機種の4割前後を海外メーカーが占めている。
●世界的潮流に出遅れ
日本は独自仕様の端末が主流だったが、世界共通の基本ソフト(OS)を採用 . . . 本文を読む
電気通信事業者協会などが6日まとめた2011年度の携帯電話契約数によると、ソフトバンクモバイルの純増数が354万300件と同社として過去最高を記録し、契約数も前年度比13.9%増の2894万9000件に達した。
この結果、全体の市場シェアは前年度末の21.3%から22.6%に伸長。2位のKDDIとの差を4.7ポイントまで縮めた。
米アップルのスマートフォン「iPhone」やタブレッ . . . 本文を読む
NTTドコモは2012年度のスマートフォンの販売台数を11年度比3割増の1100万台前後とする計画を固めた。
総出荷に占めるスマートフォンの比率は初めて過半となる。高速通信「LTE」や4月開始のスマホ向け放送など新サービスを盛り込んだ機種を拡充する。
KDDIやソフトバンクを加えた12年度の総出荷は3000万台近くとなり、国内スマートフォン市場が一段と過熱しそう。
●販売計画上 . . . 本文を読む
電気通信事業者協会が7日発表した2月末の携帯電話・PHS契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でソフトバンクモバイルが28万4100件で首位だった。
同社の首位は2カ月連続。最大の春商戦に向けて、スマートフォンを中心とした顧客獲得競争が激化している。
●苦戦続くドコモ
ソフトバンクは、昨年10月に発売した米アップルのスマートフォン「iPhone4S」などが好調。純増 . . . 本文を読む
地上アナログ放送が使用していた電波の一部を使って、来春からサービスが始まる携帯電話向けマルチメディア放送に対して携帯電話端末メーカーなどに戸惑いが広がっている。
通信と放送が融合する新たなサービスだが、日本独自の仕様ということもあり、世界展開を模索する端末メーカーの思惑とずれもみられる。
一方、コンテンツ事業者の中には新たな提供手段として期待も出ており、既存メディアとの差異化をどう . . . 本文を読む
米アップルの新型スマートフォン「iPhone4S」が14日発売された。
国内ではこれまで実質的に独占販売してきたソフトバンクモバイルに加え、KDDI(au)も販売を始め、両社の競争が本格的に始まった。
●囲い込み一定の成果
発売初日の店頭では、ソフトバンクの売り場のにぎわいが目立った。
ヨドバシカメラマルチメデイアAkibaでは、14日午前8時の販売開始時点で並んだ人の数は . . . 本文を読む
携帯電話各社が中高年層や女性にも使いやすいスマートフォンの開発・販売に力を入れ始めた。
NTTドコモは中高年向けの「らくらくホン」シリーズのスマホ展開を計画。KDDIは冬商戦でデザイン性を高めた女性向けモデルの品ぞろえを増やす。
スマホ市場をけん引してきたパソコンなどに詳しい消費者層への普及が進展。販売競争は新規購入者が徐々に増えてきた女性層や中高年層を巡る第2ステージに突入する。 . . . 本文を読む
NTTドコモなどから回線を借り、大手より2-3割程度安い利用料金を売り物にする割安携帯電話会社が急増している。
ドコモなどが1月以降に回線貸与料金を引き下げたため新規参入に弾みがつき、年内にも100社を超える。
米欧では割安携帯電話利用が全体の10%を超える国もあるが日本は3%にとどまる。ベンチャー企業や家電量販店など異業種からの参入が増えれば、国際的に割高な日本の携帯電話料金の引 . . . 本文を読む
携帯電話サービスの2010年度末の契約総数は1億1953万5400件と、前の年度末に比べて6.6%伸びた。
米アップルの「iPhone」の販売が好調だった3位のソフトバンクモバイルと、データ通信用端末の販売でイー・アクセス(旧イー・モバイル)がシェアを伸ばした。
一方、首位のNTTドコモはシェア50%を割り込んだ。
●囲い込み戦略描く
ソフトバンクモバイルのシェアは、1.8 . . . 本文を読む
携帯電話各社は、現行より通信速度が通い高速携帯電話サービスの設備投資を加速する。NTTドコモは設備投資計画の一部前倒しを検討、KDDIは4年で約3000億円を投じる。
スマートフォンの普及によるデータ通信量の急増で回線容量が追いつかない事態を回避するため、利用者の新サービスへの移行を促し通信網の混雑緩和につなげる。
●基地局整備前倒し
NTTドコモは、昨年12月に開始したLTE . . . 本文を読む
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクモバイルの経営陣らが25日、東京ビッグサイトで開幕した「ワイヤレスジャパン2011」で中長期のモバイル戦略を示した。
スマートフォンなどの需要が急拡大するに伴い、高速無線技術「WiMAX(ワイマックス)」や高速通信規格「LTE」など新たなワイヤレス技術に力を入れていく。
●スマートイノベーションへの挑戦
NTTドコモの山田隆持社長はワイヤレス . . . 本文を読む
携帯電話各社は、夏商戦に向けてスマートフォンの販売拡大に乗り出す。
NTTドコモは今夏9機種、KDDIは6機種投入する。ソフトバンクモバイルは、東日本大震災を配慮して恒例の夏の新商品発表会を自粛したが、他社並に新商品を随時投入する。
スマートフォンの需要が拡大している中でドコモが期初計画の上方修正をほのめかすが、3社ともにサービス向上でいかに従来機種からの乗り換えを促すかがカギにな . . . 本文を読む
スマートフォンの2011年度出荷台数は、携帯各社がラインアップを大幅に拡大させることもあり、10年度の約675万台から倍以上の1500万台を超える見通し。
携帯電話各社のスマートフォンシフトも顕著になっている。
●差別化に注目
NTTドコモは12年3月期中に発売予定のうち半数以上をスマートフォンにする。KDDIも11年3月期に9%だったスマートフォンの販売比率を今期は33%に拡 . . . 本文を読む
携帯電話大手3社の2011年3月期決算が9日、出そろった。同日発表したソフトバンクの連結純利益は前の期比96%増の1897億円と過去最高となった。
スマートフォンの「iPhone」が人気で9%の増収を確保。スマートフォン投入が遅れ、通話料収入の落ち込みを補えなかったNTTドコモやKDDIと明暗が分かれた。
●初の3兆円超え
ソフトバンクの売上高は3兆46億円と、初めて3兆円を超 . . . 本文を読む
NTTドコモやKDDIなど通信各社は、携帯電話の主力機種をスマートフォンにシフトする。今年度発売する機種の半分以上をスマートフォンとする。
来年度には台数でも5割超とし、従来型携帯電話と置き換えていく。
日本独自の従来型携帯と異なり、スマートフオンは基本ソフト(OS)など仕様が世界共通。製造コストが下がりやすく、端末の低価格化にもつながりそう。
●増加ペース加速も
シャープ . . . 本文を読む