国際電気通信連合(ITU)の世界無線通信会議は16日、光ファイバー並みの速度でデータ通信ができ、2015年にも実用化される見通しの第4世代(4G)の携帯電話向けに、使用できる周波数を追加配分することで大筋合意した。
今後具体的な周波数帯を詰め、15年の同会議で正式決定する新規則に盛り込む。高性能の4G携帯電話が普及すると通信障害が起きる恐れもあるため、あらかじめ使用周波数を増やすことで . . . 本文を読む
モバイル通信の第4世代(4G)サービスを提供するための二つの規格がジュネーブで正式に決まった。
国際電気通信連合の無線通信部門(ITU-R)は18日、「LTE-Advanced(アドバンスト)」と「WirelessMANAdvanced」(WiMAX2)の両方式を次世代の4G規格「IMT-Advanced」として正式決定したと発表した。
●LTE方式の約10倍
ITUは2010 . . . 本文を読む
次世代携帯電話サービスLTEの商用化を始めた事業者は、1日現在で16力国24事業者を数える。携帯電話の業界団体GSAが6日、明らかにした。
また、実験中や参入を公表している事業者を含めると、LTEサービスを計画している国は62カ国、166事業者にも上り、次世代方式としての地位を確立しようとしている。
●東南アジアへ拡大の兆し
今年になって最初に商用化に乗り出したのはドイツテレコ . . . 本文を読む
欧州や米国で先行した次世代携帯電話方式LTEが、アジア・中東へ広がりを見せている。
アジア勢では香港のCSL、NTTドコモがそれぞれ昨年1月と1月に商用サービスをスタート、フィリピンのスマート・コミュニケーションズも先月サービスを開始し、その後続々と実験を始めている。
●商用サービス12年見込む
4月末で2Gと3G両サービスによる加入者数が9億を超えた中国では、最大手の中国移動 . . . 本文を読む
フィリピンのスマートコミュニケーションズが、次世代携帯電話方式「LTE」の商用サービスを開始した。
同社は国内最大の通信会社フィリピン長距離電話会社(PLDT)の100%子会社で、携帯電話やインターネットサービスを提供する。
NTTドコモがPLDT株式14.33%(10年3月末現在)を保有する。
GSM方式携帯電話の業界団体「GSA(GSM協会)」の最新リポートによると、LTE . . . 本文を読む
NTTドコモは24日、次世代携帯電話サービスLTEを「Xi(クロッシィ)」の名称で始める。
新サービスの開始は2001年の第3世代携帯電話「FOMA」以来で、通信速度は現行の5-10倍に高まる。だが、「世界初」と鳴り物入りで始まった第3世代携帯電話と比べると、開始時のサービス地域は限定的。
端末確保などの課題も抱えており、需要を見極めつつの慎重なスタートとなる。
●需要見極め徐 . . . 本文を読む
携帯電話の新しい通信規格「LTE(ロング・ターム・エボリューション)」を使ったサービスが日本で始まる。
今月24日にサービスを開始するNTTドコモに続き、 KDDI、ソフトバンクモバイルも LTEの導入を決定。一方、海外でも大手通信事業者が次々に商用化に踏み切る。
LTEによって何が実現するのか。そして、世界の通信ビジネスの可能性はどのように広がるのだろうか。
●高速通信・低 . . . 本文を読む
米携帯電話最大手のベライゾン・ワイヤレスは1日、LTE商用サービスを5日から開始すると発表した。
まずは、ニューヨークなど米国内主要38都市で提供。13年までには、同社が3Gネットワークを展開している全地域でのサービス提供を目指す。
●大手キャリア初
同社のLTEサービスは、下り毎秒5-12Mビットの通信速度を提供。
ネットワークは、米国の都市間鉄道である北東回廊線、南カリ . . . 本文を読む
北欧の通信大手テリアソネラは11月30日、フィンランドのトゥルク、ヘルシンキの2都市で、同国初の次世代LTEの商用サービスを開始したと発表した。
テリアソネラは昨年2月に、世界に先駆けてスウェーデンのストックホルムとノルウェーのオスロでLTEの商用サービス提供を開始している。
今回のフィンランドでのサービスに際しては、半年間の試験運用を実施したという。
【記事引用】 「電 . . . 本文を読む
NTTドコモは次世代携帯電話サービスの通信料金を、現行サービスを1割弱上回る程度に抑えて始める。
新サービスは高精細な映像などを、高速の有線ネット回線と同じように楽しめる。料金を消費者が受け入れやすい水準に設定し、一気に普及を促す。
ビジネスから娯楽まで携帯端末を使う新たなサービスの開発にもつながりそう。
●通信方式統一
新サービスは、通信速度を現在の5-10倍に高めた「L . . . 本文を読む
毎秒1ギガビット以上の通信速度を実現する第4世代携帯電話の国際規格に「LTE」と「WiMAX(ワイマックス)」の両方式の発展技術を採用することが決まった。
国際規格の世代交代は12年ぶり。高品質の動画を快適にやり取りすることが可能で、早ければ2010年代後半にも実用化する見込み。
●現行の高速化急ぐ
NTTドコモは第4世代について横須賀リサーチパーク内の同社の研究施設で実用化に . . . 本文を読む
携帯電話で光ファイバー回線並みの高速通信を実現する次世代携帯電話が、2010年12月から順次始まる。
理論上は音楽CD1枚を1分以内で、2時間の映像も数分でダウンロードすることが可能。通信の高速性を生かした、様々なサービスが生まれると期待されている.
●ARPU底上げ効果
携帯各社は、端末搭載カメラでユーザーの周囲をのぞくと、その方向にある駅や店舗、観光スポットなどの情報を検索 . . . 本文を読む
総務省は10日、NTTドコモなど携帯電話4社が申請していた第3.9世代と呼ばれる次世代携帯電話サービスの事業計画を認定したと発表した。
携帯電話各社は、2012年末までに順次サービスを開始する。基地局などの整備に合計で1兆円超を投じ、14年度末までに合計約3600万人の加入を見込む。
●通信速度を高速化
認定を受けたのは、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル、 . . . 本文を読む
欧・米・アジア主要国の標準化団体の検討組織3GPPは、日本企業の技術を積極採用して、第4世代(4G)携帯電話に対応する無線方式を開発した。
国際標準化の指針を示す国連機関の国際電気通信連合(ITU)に近く提案する。
●巻き返し期待
4Gは、2015年ごろに運用開始予定。標準化に際し、日本企業の技術が多く採用されれば、サービスや端末開発を主導的に進められる可能性が高まる。
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NTTドコモなど国内携帯電話4社は、「第3.9世代携帯電話」のインフラ整備に、5年間で総額約1兆円を投資する。
過去5兆円をかけて整備してきた現行の第3世代携帯電話のインフラを一部活用しながら、新サービスに必要な基地局などを新規導入する。
消費者への浸透が進む2010年代前半にかけて、設備のほか通信端末、サービスなどにも関連需要が広がりそう。
●今夏にも免許交付
総務省は7 . . . 本文を読む