NECカシオモバイルコミュニケーションズは、中南米のスマートフォン市場に参入する。
6月にメキシコで販売を婚め、順次ブラジルなど販売地域を広げる。海外出荷比率を2011年度の3割から13年度に5割に引き上げる。米アップルなどの攻勢で国内で苦雌するなか、海外に活路を求める。
●数万台販売目指す
NECブランドで展開する「MEDIAS(メディアス)」シリーズのスマートフォンを販売す . . . 本文を読む
日本の「ケータイ」が巻き返しをかけて世界市場に挑もうとしている。
スマートフォン開発に出遅れた日本の携帯電話メーカーは、国内市場で海外勢の攻勢にさらされ、海外展開でも韓国サムスン電子などに大きく後れを取っている。
世界最大の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス2012」に世界戦略機種を投入、反攻への足掛かりを探るNECカシオモバイルコミュニケーションズの田村義晴社長に戦略 . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズは9月までに早期希望退職の募集やNECグループへの配置転換で、全従業員の約4分の1に相当する500人を削減する。
米アップルのiPhoneなど海外製品との競争で携帯電話事業の不振が続いており、スマートフォン生産を外部に移管し、コストを削減する。
●業績ふるわず
早期希望退職の対象は、NECカシオの40歳以上の社員と生産子会社のNEC埼玉( . . . 本文を読む
NECカシオモパイルコミュニケーションズはスマートフォン強化のため、米国と中国に事業拠点を年内に開設する。
市場であり先端技術の発信源でもある米国と、電子機器製造受託サービス(EMS)の工場が集積する中国に拠点を設けて、スマートフォン分野での出遅れを挽回する。
携帯電話販売全体のスマートフォン比率は2011年度に約5割、12年度に7-8割へ高める計画。
●拠点整備で早期拡大
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NECカシオモバイルコミュニケーションズが6月24日に発売したスマートフォンの夏モデル「MEDIASWP N06-C」の売れ行きが好調だ。
調査会社Gfkジャパンがまとめた7月25日-31日の携帯電話販売ランキングで6位。前週の4位から下がったものの、発売から常にランキング上位に食い込んでいる。
●ブランドを復活
N06-Cは、NECカシオが発売した春モデル「MEDIAS N0 . . . 本文を読む
NECは、スマートフォンをはじめとした、携帯電話とタッチパネル搭載のタブレット端末のグローバル展開を加速する。
パーソナルソリューション事業を統括する國尾武元取締役執行役員常務は2日、「グローバル事業の拡大やタブレットの立ち上げ、事業体質を改善することで中期経営目標の12年度に売上高9千億円、海外比率22%、営業利益200億円を実現させる」と述べた。
●出荷拡大狙う
パーソナル . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズは25日、携帯電話端末の世界出荷台数を2012年度までに09年度比1.6倍の1200万台に引き上げる中期目標を発表した。
焦点は海外展開で、北米、欧州、インドなど新興国へ広げていく。NECは06年に海外市場から撤退しているだけに、海外再進出でその教訓を生かせるかどうかがカギとなる。
旧カシオ日立モバイルコミユニケーションズが築いた北米市場での . . . 本文を読む
NECカシオモバイルコミュニケーションズの山崎耕司社長に、今後の戦略などを聞いた。
――中長期的な目標は。
2010年度の出荷目標は国内500万台、海外250万台の計750万台。09年度よりも全体で数十万台増やす。12年度に1200万台を目指すが、うち国内は800万台でトップシェアを獲得したい。
海外は北米が中心だが、メキシコとオーストラリアにも進出する。4年以内に2000万台 . . . 本文を読む
NECの携帯電話事業部門を継承するNECカシオ・モバイルコミュニケーションズは、5月1日より営業を開始した。
NECカシオモバイルコミュニケーションズは、NECとカシオ計算機、日立製作所の携帯電話事業を統合し、受け皿となる新会社として2009年12月に設立された。
●事業統合は6月
資本金は6億6千万円で、NECの100%出資。従業員数は892人。
事業統合は当初、4 . . . 本文を読む
NECとカシオ計算機、日立製作所の3社が携帯電話事業を統合して2010年4月に発足するNECカシオモバイルコミュニケーションズは、海外市場を開拓する。
スマートフォンなどの新製品を北米で発売するほか、メキシコやオーストラリアなどに進出する。12年度をメドに海外出荷台数を、08年度の3倍強の年間500万台規模に引き上げる計画。
北米では、すでにカシオが携帯大手のベライゾン・ワイヤレス . . . 本文を読む
NECは25日、2009年度下期の新作携帯電話を発表した。
NTTドコモとソフトバンクモバイル向けに計6製品を供給する計画で、1220万画素カメラを搭載するなどカメラ機能を大幅に強化した。
●グーグル携帯も開発中
ドコモ向けに供給する「N-02B」は1220万画素カメラを搭載した。約0.8秒の高速起動のほか、従来10秒超要した撮影間隔を1.5秒と大幅に短縮できる「クイックショッ . . . 本文を読む
NECと日立製作所、カシオ計算機が携帯電話事業の統合を検討していることが28日、分かった。
来年4月の統合を目指しており、実現すれば国内第2位のメーカーが誕生する。携帯電話市場は普及率飽和による販売低迷と、高機能化などに伴う巨額の開発費がメーカーの収益を圧迫。
3社は統合による規模拡大を狙っており、ほかのメーカーにも再編の動きが広がる可能性がある。
●新たな供給先見込む
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NECは22日、携帯電話端末で海外市場に再参入する方針を明らかにした。
2010年中にも「LTE」と呼ばれる次世代の高速通信サービスが日米欧などで始まるのに合わせ、携帯電話端末を欧米市場に投入する方向。
高機能端末を現地の通信会社に供給し、ノキアなどの海外大手製品との差別化を図る。
●海外進出で事業拡大
同社が携帯電話端末事業で海外進出するのは、06年に中国から撤退して以 . . . 本文を読む