携帯電話業界ブログ

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ノキア、携帯電話・サービス事業を再編 3部門体制で製品開発加速

2010-05-21 |  ノキア



 ノキアは、携帯電話・サービス事業内の組織再編を実施し、7月1日付で「モバイルソリューション」、「モバイルフォン」、「マーケット」の3部門体制とする計画を発表した。

 これにより、革新的な携帯端末製品開発と、これら端末へのコンテンツ、アプリケーション、サービス統合を加速させると説明している。


●製品開発を加速

 モバイルソリューション部門は、ハイエンドのモバイルコンピュータやスマートフォンに注力。OSは従来のシンピアンのほか、米インテルと共同開発しているLinuxベースの「MeeGO」もサポートする。

 これら高機能機種に統合されるサービスとしてインターネットベースの「Ovi」の開発も進める。同部門のトップには、現マーケティング担当ゼネラルマネジャーのアンシ・ヴァンヨキ氏が就任する。

 モパイルフォン部門は、「シリーズ40」プラットフォーム対応の低・中位携帯電話を扱う。

 メアリー・マクドウェル女史(現開発担当最高責任者)の指弾の下、OviメールやOviストアなどの各種サービスを通じ、ユーザーへの付加価値提供に努めるとしている。

 マーケット部門は、ノキア製品・サービスの販売、マーケティング、サプライチェーン管理などを担当。ニクラス・サバンダー氏(現サービス部門副社長)が同部門を統括する。

 ノキアのオリペッカCEOは「今回の組織再編は、ソフトウエア実行のスピードアップと製品開発を加速させるのが狙い。これまで以上に強力なモバイルソリューションを提供する」と述べた。




【記事引用】 「電波新聞/2010年5月18日(火)/2面」


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