携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

国内携帯電話メーカー、海外展開を本格化 ラストチャンスの「日の丸ケータイ」、示せるか存在感

2011-11-28 | 端末メーカー/日本
 国内携帯電話メーカーが海外展開を本格化する。  パナソニックがスマートフォンで2012年春にも欧州市場へ再参入するほか、富士通やNECも世界展開モデルを開発して海外通信事業者と商談を繰り返している。  国内市場は日本勢の独壇場だったが、米アップルの「iPhone」普及で状況が一変。一定の需要が保証される国内に安住してきた国内メーカーもいや応なしに一度は敗れた海外市場へ挑戦せざるを得ない . . . 本文を読む

パナソニックモバイル、海外の携帯電話市場に再参入 来春に欧州市場へスマートフォン投入

2011-11-26 |  パナソニックモバイル
 パナソニックは海外の携帯電話市場に再参入する。2012年春に欧州市場にスマートフォンを投入する計画で現地の通信会社と調整に入った。  15年度に750万台と総出荷の半分を海外市場で販売するのが目標。 ●スマートフォン需要取り込み  シャープなども海外事業を強化しており日本勢上位5社が海外に出そろう。世界で生き残れる規模を目指し、拡大するスマートフォン需要の取り込みを狙う。  子会 . . . 本文を読む

インドの携帯電話大手4社の7-9月決算、リライアンスを除き2桁増収 純利益は大幅減少

2011-11-24 | 携帯事業者/世界
 インドの携帯電話大手4社の11年7-9月決算は、加入者増や7月からのサービス料全引き上げなどで、リライアンスを除き2桁の増収だった。  利益面では、昨年の3Gライセンス取得に伴う償却費や金融費用の増加、為替のマイナス影響などが重く、各社とも純利益が大幅に減少した。 ●ARPU揃って減少  加入者数で最大のバルティ・エアテルの売上高は、前年同期比13.4%増の1727億ルピー(約26 . . . 本文を読む

アフリカの携帯電話市場、11年第4四半期に世界第2位へ 加入者数、12年末に7億3500万超え

2011-11-21 | 市場動向/世界
 移動体通信の業界団体GSMAによると、アフリカの携帯電話市場が最速で成長し、11年第4四半期にはアジアに続く世界第2位の市場に成長する見通し。  アフリカでは、11年第4四半期に携帯電話加入者数が6億4900万に達した。 ●10年に普及率5割超え  携帯電話普及率が50%を超えたのは10年。過去5年間、携帯電話加入者数は毎年20%で成長しており、12年末には7億3500万を超える見 . . . 本文を読む

日本仕様の従来型携帯電話、シェア低下止まらず 電電ファミリーの呪縛、自立妨げる

2011-11-20 | 端末メーカー/日本
 若者が「ガラケー」と呼ぶ日本仕様の従来型携帯電話が危機に立っている。  ガラケーは「ガラパゴス携帯」の略。外界から隔絶した孤島ニツポンで繁栄していたが、外来種の「スマートフォン」に押され、シェア低下が止まらない。  スマートフォンは、デジタル家電の分野で過去10年に起きた最大級のイノベーション。しかし、ガラケーを得意とする日本の携帯電話メーカーはその革新に乗り遅れた。 ●輸入比率3 . . . 本文を読む

一段と熱気帯びるスマートフォン市場 スマートフォンOSのシェア争い本格化

2011-11-17 | 市場動向/日本
 「iPhone(アイフオーン)4S」発売を機に、スマートフォン市場が一段と熱気を帯びてきた。  韓国サムスン電子は最新OS(基本ソフト)「アンドロイド4.0」搭載製品を発表。米マイクロソフトの「ウィンドウズフォン」搭載機も登場している。スマホ用OSのシェア争いが本格化している。 ●スマホOSの二大勢力  パソコン並みの機能を持つスマホはOSが基本動作を決定しており、操作性など重要な . . . 本文を読む

従来型携帯電話市場、スマートフォン普及で急速に縮小 国内携帯電話メーカー、迫られる難しい対応 

2011-11-17 | 市場動向/日本
 スマートフォンの普及拡大に押され、従来型携帯電話の市場が急速に縮小している。  調査会社のMM総研によると、スマートフォンの2011年度通期の国内出荷台数は2330万台と総出荷台数の56%に達する見通し。  しかし、従来型は今後も一定の需要が見込まれているため、その取り扱いを巡って国内メーカーも難しい対応を迫られている。 ●商品構成を再編成  NTTドコモは、冬春商戦に向けた新機 . . . 本文を読む

携帯電話向けマルチメディア放送、来春スタート 端末メーカー、ずれる思惑

2011-11-16 | 携帯事業者/日本
 地上アナログ放送が使用していた電波の一部を使って、来春からサービスが始まる携帯電話向けマルチメディア放送に対して携帯電話端末メーカーなどに戸惑いが広がっている。  通信と放送が融合する新たなサービスだが、日本独自の仕様ということもあり、世界展開を模索する端末メーカーの思惑とずれもみられる。  一方、コンテンツ事業者の中には新たな提供手段として期待も出ており、既存メディアとの差異化をどう . . . 本文を読む

KDDI、「iPhone4S」発売で携帯電話加入者数急上昇 ブランド復権へ正念場

2011-11-15 |  KDDI
 KDDIとソフトバンクモバイルが米アップルの最新スマートフォン「iPhone4S」を発売して1カ月が過ぎた。  スマートフォンで出遅れ、防戦一方だったKDDIは10月の携帯電話加入数が急上昇。移動体通信事業者の勢いはiPhoneに大きく左右されることが改めて浮き彫りになった。  この勢いを一過性で終わらせず、本格的な反転攻勢につなげられるのか。KDDIの真価が問われる。 ●KDDI . . . 本文を読む

インド、携帯電話加入件数が急減速 詳細統計公表やSIMの「2枚目需要」一巡が一因

2011-11-13 | 市場動向/中国・インド
 世界2位の携帯電話市場インドで、加入の伸びが急減速してきた。  足元の月間純増数は4年ぶりの低水準。詳細統計の公表開始を機に各社が闇雲に新規加入を増やさなくなったのに加え、電話機に差し替えて使う利用者識別カード(SIM)の「2枚目需要」が一巡したのも一因。  今後は、データサービスの充実や農村開拓が各社の収益拡大のカギとなりそう。 ●闇雲な加入獲得方針見直し  インドの携帯電話の . . . 本文を読む

世界のスマートフォン出荷台数、サムスン電子が初の首位に 前年同期比20%増

2011-11-09 | 出荷台数シェア/世界
 米IDCによると、7-9月(第3四半期)の世界のスマートフォン出荷台数は前年同期比42.6%増の1億1810万台。  メーカー別では、米アップルを抜いて韓国サムスン電子が初めて首位に立った。伸び率は、IDCの当初見通し同49.1%増。および4-6月の伸び率66.7%増を大きく下回る。  アップルの「iPhone」最新モデルの販売が10月にずれ込んだことが要因、と同社は指摘する。 ● . . . 本文を読む

シャープ、中国・インドを開拓 NECカシオ、欧米向け新カラー 国内携帯電話メーカー、海外に活路

2011-11-09 | 端末メーカー/日本
 国内の携帯電話メーカーが海外市場攻略に動き出した。  スマートフォンの普及という追い風が吹く一方で、ソフトバンクに続いてKDDIが10月から米アップルの「iPhone」の新機種の販売を始めるなど国内市場での競争が一段と激化している。  携帯電話各社は独自の技術力をテコに、新興国など成長市場の獲得を目指している。 ●新興国市場を積極開拓  「国内市場も海外メーカーの躍進が目立ってい . . . 本文を読む

KDDI、携帯番号継続制度の10月利用件数2年2ヶ月ぶり首位に iPhone効果鮮明

2011-11-08 |  KDDI
 KDDI(au)の携帯電話加入者が米アップルの「iPhone」の販売開始を受けて大幅に増えている。  通信会社を変更しても同じ電話番号が使える「番号持ち運び制度(MNP)」の利用件数は、KDDIが10月末で7万件弱の転入超過と、9月末の8700件の転入超から大幅増になったもよう。 ●2年2カ月ぶり首位  10月末のMNPの利用件数はNTTドコモが7万4000件の転出超で、ソフトバン . . . 本文を読む