携帯電話業界ブログ

── ケータイ業界関連の記事集.

世界の09年携帯電話出荷、9%減 減速傾向顕著、販売総崩れの気配

2009-01-29 | 市場動向/世界
 世界的な景気減速の影響で、世界の携帯電話機市場が低迷している。  米調査会社ストラテジー・アナリティクスによると、今年の世界の出荷台数は前年比9%減になる見通し。1983年の調査開始以降、同市場がマイナス成長となったのは01年の同5%減だけ。 ●世界規模での景気減速  史上最悪な年となる可能性が出てきた。  昨秋以降、携帯市場の減速傾向は顕著になっており、同社によると08年10- . . . 本文を読む

ドコモ、10年ぶり2000万台割れ 08年度携帯電話販売見通し

2009-01-28 | 携帯事業者/日本
 NTTドコモの2008年度の携帯電話の販売台数が1950万台程度に留まり、当初見込みより約23%、600万台近く減少する見通しになった。  長期契約を前提とした割賦販売の浸透や、携帯電話端末の販売方式変更で端末に割高感が生まれたほか、機種変更が低調なうえ、景気後退で購買意欲も減退しているため。  ピークだった03年度に比べると、3割近い減少となる。2000万台を割るのも1998年度以 . . . 本文を読む

携帯世界大手5社10-12月出荷、韓国2社健闘 欧米勢は2ケタ減 

2009-01-26 | 市場動向/世界
 世界の携帯電話大手5社の08年10-12月出荷台数が出そろった。  韓国勢が健闘、欧米は軒並み2ケタ減だった。ノキアによると、同四半期の世界出荷台数合計は3億500万台で、前年同期比9%減。通期では12億1千万台となり、同6%の伸び。 ●アジア・太平洋地域で数量減  ノキアは当初、08年の伸び率を前年同期比10%増の2億6千万台と予測していたが、昨年12月初めに同8.8%増の12億 . . . 本文を読む

次世代ケータイ、最大4社に開放 枠を拡大、競争促す 総務省方針

2009-01-22 | LTE/4G/XGP
 2010年以降に商用化される次世代携帯電話について、総務省が策定した利用周波数の割り当て方針案が21日、明らかになった。  2-3社に限るとしてきた当初計画を修正し、4社の参入を認め、NTTドコモやソフトバンクモバイルなどのサービス開始を計画する携帯電話会社全てに割り当てる。  参入枠の拡大により、事業者間の技術開発や販売競争を促し、高速・大容量の移動通信環境を世界に先駆けて整える。 . . . 本文を読む

ソニー・エリクソン、通期決算5年ぶり赤字 世界市場縮小、業績回復道険し

2009-01-20 |  ソニーモバイル
 携帯電話機で世界大手の英ソニー・エリクソンが、通期決算で5年ぶりとなる最終赤字に転落した。  このほど発表した2008年12月決算の最終損益は、7300万ユーロ(約90億円)の赤字となった。同社は市場シェアの確保よりも損益を重視する方向に転換し、業績を立て直す方針を打ち出した。  だが、世界の携帯電話市場の縮小は加速しており、早期の業績改善は簡単ではなさそう。 ●シェア拡大凍結 . . . 本文を読む

富士通、アジアで携帯電話販売 ドコモとソフト共同開発 国内市場縮小で

2009-01-15 | 端末メーカー/日本
 NTTドコモと富士通は14日、台湾市場向け携帯電話端末を共同開発したと発表した。  日本でドコモが販売している富士通製FOMA端末「F905i」をベースに、現地仕様の端末を開発。携帯電話会社のファー・イーストン・テレコミュニケーションズ(FET)が同日発売した。  ドコモが端末メーカーと海外市場向け端末を共同開発するのは初めて。 ●海外再進出が課題  端末の外観は日本で販売され . . . 本文を読む

BRICsが牽引、2009年世界の携帯電話加入43億 普及率65%へ

2009-01-14 | 市場動向/世界
 2008年の世界を襲った金融危機が、急成長の携帯電話需要にまで影響をもたらした。  業界トップのノキアは、2009年の世界出荷を前年比マイナス5%と予想した。この予想が現実になると、過去10年間で初のマイナス成長ということになる。 ●農村部へ移行  同社が予測する08年の世界出荷台数は、12億4千万台で前年を8.8%上回るという。それでも、世界の携帯電話加入者は増加の一途を辿る。 . . . 本文を読む

中国、3社に3G携帯免許 インフラ整備3.8兆円規模 内需刺激促す

2009-01-09 | 市場動向/中国・インド
 中国政府は7日、第3世代(3G)携帯電話事業の免許をチャイナ・モバイル(中国移動)など3社に付与した。  工業情報化省の王立健報道官が電話取材に対して述べたもので、これにより、3兆8000億円規模の3Gネットワーク整備に道が開かれたことになる。 ●11年までに1億ユーザー  中国政府は、携帯電話サービス会社が国内の3Gサービス提供に向け、合わせて2800億元(約3兆8000億円 . . . 本文を読む

海外に再挑戦、ケータイで官民連携 パナソニックモバイルなど利用へ

2009-01-06 |  パナソニックモバイル
 携帯電話端末メーカーの海外進出を巡り、官民連携の動きが出てきた。  総務省の「ユビキタス特区」事業として、1月末に神奈川県横須賀市に海外向け製品開発に必要な試験設備が完成。パナソニックモバイルなどが利用する見通し。  メーカーが自前で試験するのに比べコストを削減できる。市場調査などでも連携し、海外に挑戦する青写真だが、国内の事業環境は急速に悪化しており、海外進出に向けた体力を維持できる . . . 本文を読む

国内メーカー、2010年度の海外進出視野 中国・ブラジルに照準

2009-01-06 | 端末メーカー/日本
 携帯電話メーカーの海外展開は、シャープが2008年に中国市場に本格進出したほか、京セラやカシオ日立モバイルコミュニケーションズが北米に製品を供給している。  国内大手のパナソニックモバイルやNEC、富士通は、現在は国内展開のみで、LTEの普及が始まる2010年以降の海外進出を視野に入れている。 ●中国・ブラジルに注目  特に注目されるのが、第3世代携帯の普及期を迎える中国市場とワン . . . 本文を読む

ケータイ「三重苦」、販売1300万台減 国内市場の冷え込み止まらず

2009-01-05 | 市場動向/日本
 携帯電話の国内市場の冷え込みが止まらない。  契約者が1億人を超えて市場が飽和、販売制度の変更による店頭価格の上昇、景気減速による消費低迷という3重苦にあえいでいる。 ●売れ行き伸びず  メーカー各社は今冬商戦でタッチパネル製品などを揃えて巻き返しを狙ったが、前年のワンセグのような起爆剤となる新機能を打ち出せず、売れ行きは伸びていない。  安値が付いた旧モデルに人気が集まる現象も . . . 本文を読む