風の声

想いつくまま

あいまいと禍福

2022年05月14日 | 日記

何事もあいまいにしたことのツケは大きい。

どうなのかなぁと迷いながらも忙しさにかまけて、ついあいまいにしたまま過ぎることがある。なおざりにしたツケはブーメランとなって痛手をかうことに。仕事でも人間関係でも結局はろくなことにならない。

ゴールがハッキリしてる選挙などでは、あいまいにしてしまったせいで取り返しのつかない敗因となってしまうことも。

白でも黒でもない中ほどを好むこの国の妙な文化。YESかNOを好む海の向こうの文化とはずいぶんズレる。喜んでくれたのかと思いきや、迷惑がられていたと後から知り、がっくりしたことがある。ほどほどを好み、白黒はっきり意志表示しないそれにずいぶん悩まされてきた。

若い頃、沖縄の友人と文化論を語りあっていた時、ホンネを隠す風土を「蔵の文化」だと指摘されたことがある。言い得ている。

恋の話ならファジーにしていて良いこともあるのだろうが、あいまいは禍のほうを引き寄せるようだ。






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