風の声

想いつくまま

自殺に追い込まれた生々しい手記

2020年03月19日 | 日記
「すべて、佐川理財局長の指示です」
「財務省が真実に反する虚偽の答弁を貫いている」

安倍昭恵夫人が名誉校長だった森友学園の改ざん事件。
改ざんを命じた佐川元局長と国を遺族が提訴した。
自殺に追い込まれた経緯を記した手記も公表された。

佐川元局長を称え出世させたのを思い出す。
麻生財務大臣は責任を取ろうとしなかった。
財務省ぐるみで職員を死に追いやったというのにだ。

「私や妻が関与していたら総理も議員も辞める」
すべての始まりは安倍総理のこの答弁からだった。
改ざんは昭恵夫人に関する箇所に集中していた。

「最後は下部がしっぽを切られる」
死を覚悟した手記とメモはあまりにも生々しい。
この手記とメモに安倍昭恵夫人は何を思うのか。

手記も読まずに再調査しないと居直る財務官僚ら。
安倍総理への忖度とはまったく真逆の態度だ。
強いものに媚びへつらい弱いものに威張り散らす。
その醜さに吐き気がしてくる。

涙ながらに改ざんに抵抗した赤木さん。
正義感と責任感の強さが手記から伝わってくる。
赤木さんを死に追いやった執拗な改ざん命令。

死に追いやった側は裁かれもしない。



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