野田つぶしで総裁選へ死角なし

自民総裁選へ野田つぶしが露骨になっている。

この前、仮想通貨をめぐる疑惑が仕掛けられたばかり。
今度は、デート商法で売り上げを伸ばした業者からの献金疑惑。

ネタの出所はいずれも週刊誌のようだが、手の込んだ野田つぶしだ。

3選を禁じていた自民党の規約を変えさせてまで、3選に挑む安倍首相。
ライバルと目されているのは、石破元幹事長と野田総務相の二人くらい。

人相の悪さや下手な喋りで「風」など起きそうにない石破。
それに較べ、野田は喋りも上手く「風」の可能性はある。
女性候補となれば、小池都知事のような「風」は十分あり得た。

安倍首相が恐れているのは、野田聖子候補ということ。

だから、立候補させないよう先制攻撃というわけか。

世論操作は安倍官邸の得意技、総裁3選へ死角なし。

ヒロシマは73年目の「あの日」の朝を迎えた

ヒロシマは73年目の「あの日」を迎えた。

あの日。午前8時15分。
100万度の火の玉が広島の上空で炸裂した。
アメリカの投下した一発の原子爆弾。
一瞬にして焼き尽くされたヒロシマ。

あの夏、あの年、14万人もの命を奪った原爆。

いまもなお被爆者を苦しめる。

原爆は「絶対悪」だ。

被爆者の悲願だった「核兵器禁止条約」が国連で採択された。
しかし、アメリカの言いなりで、条約に反対し続ける安倍政権。

被爆者の願いは踏みにじられている。
裏切られた「ヒロシマの心」と「ナガサキの心」。

世界唯一の「被爆国日本」なのに核廃絶の道を閉ざす。
その罪は深い。
平和式典の安倍首相、口先だけの「核廃絶」が虚しく響く。

世界には14,000発を超える核爆弾が存在する。

「核」と「人類」が共存することはないというのに。