伝説となったボルト

すごい！

他を寄せ付けない、圧勝！

やっぱりボルトは、すごかった！
100に続き、200でも金メダル！

2冠のオリンピック3連覇へ疾風のように駆け抜けたボルトだった。

世界記録を本気で狙った走りは1人別次元。
自ら「最後のオリンピック」だとしたボルトの王者の走りを見た。

これで、ボルトは「伝説」となる。

追い込んだ周囲の責任

伊調馨に次いで4連覇の大偉業がかかった決勝で、吉田沙保里が敗れた。

「申し訳ない」と号泣した吉田。
試合後しばらく立ち上がれないままに。
背負っていた責任へのプレッシャーの大きさが滲む。

日本選手団の主将も任されていた吉田選手。
過去5大会のオリンピックで主将を任された選手は皆金メダルを逃している。

4連覇だけでも大変なプレッシャーなのに、主将 まで背負わせたことへの疑問が残る。
「主将になると金は取れない」とのジンクスが現実のものとなった。

自分が負けた無念よりも、果たせなかった責任だけを悔やむ環境に追い込んだ周囲の責任こそ重い。

「主将なのに金メダル取れずにごめんなさい」
「取り返しのつかないことをした」と涙する姿が痛かった。

バトミントン、高橋松友ペアが金メダル！

すごかった！

バトミントン、高橋&松友ペアが金メダル！
手に汗握る接戦を制して、大逆転での金メダルだ。

気持ちの強さで勝ち取った勝利。
最終セットの終盤1対916になり、見ているこっちが、もうダメかとつい思ってしまう。

だが、松友の引き締まった表情にあきらめの弱気はみじんもなかった。
そこから、松友の強気の攻撃で5連続得点、大逆転の勝利 を引き寄せた。

強い心が引き寄せた奇跡の勝利だった。

表彰台のセンターに立った2人、笑顔が弾けた。
頬を流れる涙が、美しい。

日本のバトミントン史上初の金メダルが燦然と輝く！