goo blog サービス終了のお知らせ 

髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

LPGA ◇米国女子◇KIAクラシック  畑岡奈紗が逆転で今季初優勝

2019-04-01 11:07:16 | LPGA女子ゴルフ

LPGA米国 キア・クラシック最終日アビアラGC(カリフォルニア)

畑岡奈紗が逆転で通算3勝目 初めて4日間大会を制す


〈PhotoはALBA様借用〉

昨日のBlogでも最後にチラッと書きましたが、畑岡奈紗ちゃんが優勝をしてしまいました。またもや海外からも国内ツアーでの河本結選手に続いて”黄金世代”の活躍の朗報ですね。
LPGA米国女子での日本人3勝目は、野村敏京選手に続いて5人目です。

キア・クラシックの最終日は、3日目首位の強敵パク・インビ選手とは一打差2位で最終組のスタートとなった畑岡選手でしたが、前日の好調さを維持しスタートホールの1番でバーディを奪うと、3番・5番でも再びバーディを奪って波に乗りました。

その後も危なげないゴルフでアウトを終わった時点では、パット不調のパク・インビを置き去りにして、この時点で競い合う相手はアウトを3アンダーでまわった、スワンナプーラ選手(タイ)に変わっていましたが、畑岡選手はイン10番でもバーディを奪い17アンダーとして首位を突っ走ります。
優勝候補の一番手のパク・インビ選手と飛ばし屋のパク・ソンヒョン選手が、アウトでもたついたのは意外でした。


その後も堅実なゴルフは変わらず、下からは交互に強豪選手が浮かび上がると消える激しい展開となりますが、15番でバーディをとり18アンダーとした時点で優勝が見えてきました。
〈15番バーデイでガッツポーズの畑岡選手〉


続く16番ミドルはティーGを前に出しての270Yのホールでしたから、ほとんどのプレーヤーはバーデイまたはイーグルで通過をしていましたから、ここで19アンダーとしたなら畑岡選手の優勝はほぼ決まり。

しかし、やはりゴルフは何があるか分からないスポーツですね。

ハイブリッドで打った打球は、珍しくドロー回転となり、グリーンを転がって池ポチャという予想外のホールとなってしまいました。
10分程度のウエイティングで体が硬くなったせいでしょうか、ショット好調だった畑岡選手には珍しいミスでこのホールはボギーとします。

この時点では15番と16番で連続バーディを奪い、17番ではチップインイーグルのコ・ジンヨンが一打差に迫っていたのですから、TV解説陣もザワつくのは当然です。

しかし、そんなTV観戦者の心配もよそに17番(パー5)ではピンにからめてバウンスバック。追い詰められてのスーパーショットが出るのですから、彼女は昨年に増してメンタル面での強さが備わっています。

結果はこの日も67の5アンダーでホールアウトをして、2位に3打差をつける完勝でしたが、昨年の活躍が糧となって、ますます技にも磨きがかかり強さを見せる彼女には悲願のメジャー獲得がいよいよ夢ではなくなったと感じました。

優勝のパーパットを決めてホールアウトをした畑岡選手には、母の博美さんともう一人の日本人ギャラリーからのウォーターシャワーが待っていました。TVのLive映像では博美さんのアップは分かったのですが、もう一人の女性が誰なのかが.....。
あとで判ったのは、もう一人の女性とは今年からLPGA米国ツアーに参戦をしている山口すず夏選手でした。



GDOさんのphotoでは分かるのですが、wowow liveでは後ろ姿のみだったので、とても気になっていたのですが、山口選手と分かり納得。
彼女は12Hから、畑岡選手の応援をロープ外からしていたそうです。
いずれはプラチナ世代の山口すず夏選手も、畑岡選手と同じグリーンに立って競い合うことになるでしょう。
それにしても「黄金世代の風」は日米両国で吹きまくっていますね。

ただ畑岡選手は今週の疲れが次週のメジャー(ANAインスピレーション)に出なければ良いのですが。



コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。