
5月13日 日ハム3-0西武(函館千代台球場)
ついに大谷翔平が函館オーシャンスタジアムで行われた西武戦で初完投・初完封
を達成しました。

1回裏には、好投手牧田の立ち上がりが乱れたのに乗じて、2死満塁からこの日も
三塁で出場した近藤君が右翼前にクリーンヒットで先取点を取ったのが大きかった。
この後は7回まで大谷翔平と牧田の投手戦となったが、この日の大谷は野外球場
独特の追い風を使い、見事な速球勝負に徹したのが勝因だったとおもう。
今年は大谷とバッテリーを組む大野の好リードも冴え、7回裏には幸運な佐藤の
ポテンヒット
による2塁打を足がかりに当たりのなかった大野にも追加点が
好投の大谷には、勇気百倍とさせる貴重なものになっただろう。
なにせ7回裏までは、牧田投手に対し日ハムのヒットは、初回に打った近藤君の
1本のみという結果だったので、日ハムファンの外野応援席もズーット沈黙
このまま終わるか
そんな時の追加点だっただけに、大野の一打は価千金ともいるヒットになった。
終わってみれば9回を日ハム投手として今季初完投
で4勝目(1敗)
まだまだ進化をする二刀流の19歳に今後の日ハムの浮沈がかかるだろう。
それにしても前回の対戦で3安打と打ち込まれた、西武木村への渾身の158キロ
には、球場に押しかけた観衆も驚きと感嘆のどよめきが起きたのは当然か
これでチームも19勝20敗で3位を確保し、戦いの場は札幌Dへと移るが、
投手陣の新たな発奮材料を背中に西武、ロッテに勝って交流戦に突入して
くれるだろう。まずは最下位西武を15日に連勝で下しましょう。
それにしてもこの日は、ベテラン飯山裕志のフォローが大きかった。
3点目の追加点も9回表の守備でも見せました。
いぶし銀のベテランがいてこそハムは勝てるんです

