けい先生のつぼにくる話

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お子様の体質改善

2014-05-11 10:01:36 | 漢方アメリカOnline
子育ては大変であります。
そしてその多くの場合はお父さんの方が使い物にならないので、お母様が孤軍奮闘していらっしゃいます。。(私のところもそうでした、、すいません。。)

さて、お子様がすくすくと育つための漢方薬はない物かとの相談がよく寄せられます。そのような時、私は迷わず黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)と乾布摩擦をお進めしています。
アレルギーやゼンソクの子供、中耳炎や腹痛を起こしやすい子供、よく熱を出す子供、、、特に病気はないが、健康増進のために漢方を使いたいばあいにも大変効果のある漢方方剤です。

黄耆建中湯はその名のとおり、小建中湯(しょうけんちゅうとう)に黄耆(おうぎ)を加えたものです。小建中湯の「中」の意味は人体の真ん中辺、、おなかのことを指しています。要は消化器系の働きを高めたり、癒したりいたします。

子供さんは、先天的な恵みを与えられて生まれてきて、その後は後天的な力をつけて成長をしてゆきます。この後天的な力は、消化吸収のことを指しています。その後天的なものを癒したり強化するために小建中湯が使われます。もちろんこれは大人の胃腸の弱りを癒すためにも使われます。

これに、気の流れをよくする黄耆(おうぎ)が配合された事により、胃腸の働きを一層よくして、気の流れをよくすることによって、心も落ち着いて、変な病気にかかりにくい健康力をつけることが可能となります。


下記に、黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)と乾布摩擦関連の記事を載せてありますので、ご参考になさってください。


1.子供さんの疾患に関する記事です。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%B4%A5%C9%DB%CB%E0%BB%A4

黄耆建中湯に関する記事です。
2.http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%B2%AB%E6%CD%B7%FA%C3%E6%C5%F2
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