けい先生のつぼにくる話

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なんかおできが、、、毒だし中かな?  排膿散及湯(化膿症全般)

2018-04-03 12:41:42 | 漢方アメリカOnline

あなたとは絶交よ!!



最近、ず~~っと嫌いだった人に絶縁状をたたきつけました。

言葉に毒がある人っていますよね。
それも猛毒ではなくて、小さい小石を後ろから間をおいて、頭にコツコツと何個もぶつけられるような毒。。。一つ一つは小さい小石なので、激痛ではないので、「やめろ!」というのもなんだかな~大人げないようだしなあ~というような毒です。

しかし、気が付くと、どんぶり一杯ぐらいのたくさんの小石がたまっている感じの毒です。結構ダメージになるんですね。

でも先日この人が、初めてこちらから𠮟りつけるだけの、大きな石ころのような毒を吐いてくれたので、ここぞとばかり「あなた方は人としてのルールを破った。私はあなた方ご夫婦がずっと嫌いだった。不愉快だから絶交とさせていただきやしょう!」と「実はあたしも嫌いだったの!」と言いだした家内も一緒になって、TEXT文書と口頭で、そして日本語と英語ではっきりとかまして、きっちりと手を切りました。向うは口をパクパクさせて腰を抜かしてましたね。

やっちゃいましたよ。。「爽快ここに極まれり!」という感じです。この件で私の人生において付き合わねばならない嫌いな人たちがいなくなったので、実にじつに清々しく、楽しい毎日でした。
おもしろいもので、あれから約ひと月たつのですが、突然患者さんからの感謝状が来たり、漢方薬の売り上げも急に伸びたり、うちの犬がもっと私になついてきたり、路上で$20札をひろったりと、いいことづくめでした。

でも、こういうときって、起きるんですよ。。。ある意味の「毒だし作用」が、、、
まず、鼻の頭の少し奥におできの前兆が表れ、お尻が痛くなって、唇にもおできの前兆が現れました。(まあ、言ってみれば色々疲れて、たまたま免疫が落ちていたということなんですけどね。。)


ここで登場するのが、排膿散及湯です。これは文字通り体にたまった毒、膿を出す作用のある漢方薬です。化膿症全般によく効きます。
人体において、上にある病は例えば蓄膿症や副鼻腔炎(ふくびくうと読みます)(これは辛夷清肺湯に匹敵します)や歯茎の腫れ、中耳炎などに、体幹部ですと乳腺炎、下にある病は痔や下腿の蜂窩織炎などの症状を癒します。
江戸時代の名医、華岡青洲処方です。

大人ですと、添付の2杯をお湯に溶いたものを一日2-3回服用いたします。

わたしもそういたしました。
2日ほどすると、できかけの鼻のおできも、お尻の痛みもなくなって、現在は、心身ともに爽快で、気力体力共に充実しています。
さて、いい感じで運気も上がってきたようだから、ロトでも買いに行くか!

あれ?これって、もしかしたら絶交した人に呪いをかけられたのかもしれません。。。もしそうなら、Youtubeの怪談朗読シリーズ(書類作業中などに聞き流しています。)によると、呪いが失敗すると、それをかけてきたあちらの方々に「呪い返し」がかかるとのことです。となると、あちらでは今頃おできができているんじゃないかなあ。。。


人類はみな兄弟姉妹、戸締り用心火の用心。。。
コメント
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