荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

若さの巻、いつたび。

2016年11月22日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




『若さが幸福を求めるなどというのは、衰退である』三島由紀夫(ニッポンの小説家・1925~1970)



『若い頃に戻りたい』というフレーズがあります。

このフレーズを口にするヒトっているんですかね。

まぁ、オンナは外見の劣化が必ず伴いますから、理解は出来ます。

問題はオトコ。

酒場で『若い頃に戻りたい』とか、ホザいてるオッサンっているのかな。

ハゲたりデブになったオッサンだったら分かるか・・・。

とはいえ、現状に満足していないオッサンって、恐ろしくカッコ悪いですよね。

今を嘆き、過去にすがる・・・。

うん。やっぱ、凄ぇカッコ悪い。

『バブルの頃はさぁ』とか、ホザいてるオッサンも同類だよな~。



勿論、僕は『若い頃に戻りたい』訳ありません。

露程も思いません。

何より『あんな大変な時期は、もう二度と経験したくない』から。

そんなに苦労した人生でもありませんが、それなりに頑張って来たんですよ。

雨の日も風の日もお客さんのトコに行き、休日も現場を管理し、徹夜で書類を作成し、そして売上げに四苦八苦する・・・。

『リーマンなら皆おんなじだよ』と言われるかも知れません。

でも僕は声を大にして、『オレはヒトの何倍も頑張って来た!』と言います。

世の中、頑張るヤツがいりゃ、頑張らないヤツもいるんです。

僕は粉骨砕身、働いてました。

胸張って言えますよ。



そんなこんなで、若い頃に戻りたくはないのです。

あんなハードな生活は耐えられません。



まぁ、『現在で時が止まればなぁ』とは思いますけど。



『若いときに、にがい水を飲まなかったやつは、ひだちが悪いよ』山本有三(ニッポンの小説家・1887~1974)

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