荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

バブルの巻。

2013年01月26日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
僕が大学生の時、バブル景気がやって来ました。

なにせ大学生なもんですから、特別恩恵を受けた訳ではありません。

まぁ、実家のクルマがスバル・レオーネ(中古)からアウディ80(新車)になったのと、僕専用車としてスバル・アルシオーネ(中古)を買い与えて貰った事位ですかね。

なんでスバル、すなわち富士重工かと申しますと、僕の父親が富士重工の仕事をしていたからです。

今からしますとクルマを買い与えて貰えるなんてぇとバカ息子みたいですが、そこはバブル、結構そんなヤツがちょこちょこいたもんです。

尤も僕はバカですが。

当時はいろんなエピソードがあり過ぎる位ありました。

今回、俎上に乗せるのは、当時の女子の就職希望、というか割と現実的な夢として人気があったスチュワーデスです。

今はCAって言うんですよね。

そう言や、トルコもいつの間にかソープランドになってましたが。

今でこそあんまりパッとしないイメージのCAですが当時は大人気商売でした。

猫も杓子もスッチーになりたい!とかほざいていたものです。

スッチーの条件は容姿端麗。

『てめーは日本語読めねぇのか?ブスでちんちくりんはなれねぇんだよ!』という己を理解してない輩がまことに多かった。

好景気ってのはヒトの判断基準・思考能力すら歪めてしまうものなのですね。

しっかしバブル崩壊から四半世紀近く経つのに、往時を忘れられない可哀想なヒトがたくさんいますな。

異常な好景気ってのも考えものです。

まぁ、アベノミクスはそんな懸念は無用ですけど。

『バブルがいつ崩壊するか予測するのは誰にもできない。ただ、過去のバブルは例外なくはじけている。経済学の世界では、決まって多数派が間違える』ジョン・ケネス・ガルブレイス(カナダの経済学者・1908~2006)


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