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荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ズンドコ節の巻。

2018年05月20日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
今回は【ズンドコ節】について。

お若い方も、氷川きよしの【きよしのズンドコ節】でご存知ではないでしょうか。

そもそもは【海軍小唄】という、軍歌・流行歌の類。

作詞・作曲共に詳細は分かっておりません。

権利関係がないため、その後様々なヒトたちがリメイクしております。

その一部の紹介をしたいと思います。



海軍小唄



先に挙げました通り【ズンドコ節】の原曲。

いかにも軍歌っぽい雰囲気ですな。

1945年頃だと言われております。



ズンドコ節(街の伊達男)



バタヤン・田端義夫バージョン、発表は1947年。

海軍小唄の初カバーであります。

曲調はその後の【ズンドコ節】とは、かなり違っております。



アキラのズンドコ節



マイトガイ・小林旭バージョン、発表は1960年。

小林旭主演映画の主題歌だったとか。

カン高い声が特徴であります。



ドリフのズンドコ節



ザ・ドリフターズの大ヒット曲。

メンバーそれぞれが立ち位置を変えながら、6番迄歌います。

ドリフは5人なので、6番は全員で【海軍小唄】の1番を歌うんですが、その直前に、いかりや長介が『元歌ぁ~!』と叫んでいました。



零心会のズンドコ節



“現代版必殺仕事人”テレビドラマ『ザ・ハングマンV』の主題歌で、ロックバージョンに仕上がっております。

僕はこの曲がカッコ良くて大好きでした。

作詞の中西冬樹は、【必殺シリーズ】や【ザ・ハングマンシリーズ】のプロデューサー・山内久司のペンネームです。

過去の関連記事。
山内久司の巻。
プロデューサーの巻。



きよしのズンドコ節



氷川きよしバージョン、発表は2002年。

曲調は小林旭バージョンに比較的似ております。

今でも街の盆踊りや、幼稚園や小学校のイベントで使用されているのではないでしょうか。



いかかでしたでしょうか。

どことなく郷愁を誘う曲調は、どんな世代にも通づると思いますが。