荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

芝居の巻。

2013年04月17日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを
先日、知り合いの女のコが舞台に出演するってんで観に行って参りました。

芝居小屋は新宿二丁目・仲通り沿い。

偶然にも僕が数年来入り浸っているオカマバーの目の前でした。

探偵はオカマバーにいる。



さて、その舞台自体は非常に良く出来ており、大変面白いものでした。

知り合いの女のコも夏菜似で20歳過ぎ、ロケットおっぱいの魅力があるコであります。

なのにマイナー。超マイナー。

関係者の皆さんは自身にどう折り合いをつけて芝居を創造したり、演出したり、演じたりしているのでしょう。

舞台人として成功するなんて、ほんの一握り。

ましてやテレビで人気者になるなんざぁ、ほんの一つまみ以下です。

今時『いつかビッグになってやる!』なんてヒト、いませんよ。

なのに表現をする。

そのメンタリティーが分からないんです。

若い時って表現したくてしたくて堪らないじゃないですか。

だから変なファッションしてみたり、変な音楽聴いてみたり、変な理屈コネてみたりするわけです。

しかしながら、社会人としてお金を稼ぐ、すなわち経済循環の中に身を置きますと自己表現なんてなんの意味も成さないのであります。

早い話が『表現はいいから結果出せよ』って事です。

なのに表現をしたがる。

20歳そこそこの女のコならいざ知らず、いい歳ぶっこいたおじさんやおばさんが表現をしたがる・・・。

歳をとったら口数も少なく、行動も目立たせない方が良いと思うんですけどねぇ。

いったい何に突き動かされて舞台人として存在したいのか、もうしばらく探る必要がありそうです。



【探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点】。早く観たいっす。