ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

視線でPCを操作できたら何をする…

2013-01-21 21:57:32 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今夜遅くか明日未明にはまた雪がふるのでしょうか
みぞれ程度といっていますが、まだ道端には雪の塊があって
なかなか溶けないものなんでしょうねぇ


さて、本日の日経産業新聞から、5面のデジタル・サービス欄からこの記事をピックアップ
『【テクノフォーカス】
 富士通研究所
 瞳の位置、LED光で検出
 視線でパソコン操作』

富士通研究所が視線の動作を検出し
PC画面を操作できる新システムを開発したという記事

これは、PCに内蔵した小型カメラとLED照明を使って瞳孔の位置を検出し
目の動きに合わせて、画面をスクロールしたり拡大することができるというもの

いうなれば、マウスからタッチパネルになってより感覚的になったインターフェースが
ついには画面にPCに触れることなく操作できるということを提案しているわけですね

とはいえ、記事によれば、技術自体は決して新しいものではないようで
すでにいくつかの方法はあったそうです
今回、富士通研究所が採用したのは、目に光をあてた時にできる
光の点である角膜反射と瞳孔の位置関係をもとに目の動きを検出する技術だそうです
そこに目に優しい近赤外線LEDを採用したそうです


では、技術自体は我々一般人には画期的なものにうつりますが
それをどの用途に活用するのかが重要になってきますね
インターフェースに直接触らないで、全てのことができるかといえば
それはまた別の話になってきます

まずは医療分野には大変有効的に活用できるのではないかと思います
体の不自由な方にも使い方次第で有意義な使い方が出来そうにも思えます

あるいは街頭におけるコミュニケーション・広告向けのツールにも
使えるかもしれませんね
コンテンツ次第でおもしろい活用ができそうですね

富士通研究所は5年ほど前からこのような視線検出システムの開発を始めたそうです
5年もかかったわけですが、今後はさらに加速度あげて、有効活用できる
システムを開発されていくことでしょう
それらが世の中に活用された時にどのような社会があるのか
これらの技術の進歩には注目どころが満載です