ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

作って売って終わり、ではない…

2013-01-07 07:40:49 | NewsPaper
おはようございます、ぐっちょんです

今朝は5時に起きて快調に動くことができました
日経産業新聞を購入して読むこともできたので
こうやって朝にココに書くのもアリではないでしょうか


では、本日の日経産業新聞から、21面の経営・人事欄からこの記事をピックアップ
『【リーダーの肖像】
 レノボ日本法人社長 渡辺 朱美社長
 PC ケアの重要さ説く
 顧客目線へ変革に情熱』

PC市場で国内でも世界でもシェア1位を獲得したレノボ
その日本法人を率いるのがこの渡辺朱美社長

昨春までは日本IBMの執行役員で
20代はThinkPadの開発に心血を注いだそうです
そんな彼女に当時のレノボ会長のロードリック・ラピン氏は
ヘッドハンティング会社を通じて接触し、ThinkPadの知識だけでなく
リーダーとしての能力や改革への熱意から
日本法人の社長に抜擢したそうです


そんな渡辺社長は、就任後から、早速「サービス」分野の強化に動いたそうです
「作って売って終わり」というメーカー目線からの脱却を目指したとのこと
いくら製品力の高さがあったとしても、それだけでサービスは完結しないということです

顧客は営業担当者と接して、実際に製品を使って
さらに故障が起きた時の対応まで見ているということを
念頭に置いているという考えがあるからとのこと

全社員との毎週月曜のミーティングではアフターサービスの重要性を執拗に説き
現場には両手に携えた差し入れをもって訪れるなど
社員とのコミュニケーションを欠かさない姿勢には
記事の文面からも熱意が伝わってきます

自社の製品を本当に愛し、その熱意を社員に繰り返し語りかけることで
その言葉が説得力を増し求心力が高まってくるということです


私も以前はThinkPadを使っていたこともあり
その製品の良さはとても実感をしております
レノボになって以降は、どうなのかなと思っておりましたが
またThinkPad製品を使ってみようかなと感じます

このリーダーシップの精神は社長でなくとも
学ぶことが多いように感じます
週の最初の朝に良い記事を読ませて頂きました