ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

会津が秘めた頭脳…

2013-01-15 22:09:37 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

昨日の雪は凄かったですね
私は新木場に行っていたのですが
途中で強風に煽られて豪快に転がっておりました…
ダウンを着ていたおかげかケガは免れました


さて、本日の日経産業新聞から、20面のNews Edge欄からこの記事をピックアップ
『サイバー攻撃 新手襲来
 黒船ウイルス 会津が守る
 車や家電の頭脳狙う
 産学連携、対策に知恵』

幕末維新ドラマの舞台として知られる福島県会津若松市で
現代の「黒船」との攻防の幕が上がったという記事

これは、会津のIT集団が米国などからやってくる
新手のサイバー攻撃に立ち向かうというもの

今やハッカーというよりはクラッカーらは
自動車や家電などに組み込まれているソフトウェアといった
身近な製品を動かしているものを標的にしてきたようです
もし攻撃を受ければ、被害は甚大なものが想定されます
そこで会津が先頭に立とうしているわけです


会津というのは、実は日本初のIT専門大学として創設された
公立大学法人 会津大学があるのです
私自身、この会津大学を受験したことがあり
そのスペシャリストとしての大学の力を少なからず知っております

現在、注目されているものとして
カーナビ大手のアルパインとの共同プロジェクトとして
「Security War Room」と呼ばれる自動車へのサイバー攻撃を
検証できる専門施設を2年以内につくる計画があるそうです

他にも会津大学の学生や教職員がベンチャー企業を
次々に設立しており、企業として対策のための知恵を
絞っているそうです


されど、原発事故を受けた福島県にある会津
その中で会津大学はITという武器をもって
復興に役立とうと「復興支援センター」を設立しています
そこからアクセンチュアなどの大手IT企業とも連携し
さらにその会津大学の存在感は増しているそうです

現代の維新の影の立役者が会津にいる可能性はいくらでもあるようです
その動きや裏にあるドラマは今後も注目と云えます