ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

撮影したら手元にファイル…

2013-01-22 23:09:23 | NewsPaper
こんばんは、ぐっちょんです

今朝は結局は雪は降らずに
雨が降るだけで済みましたね
あ、木曜日の雪マークも消えたようで
穏やかの冬が過ごせるのでしょうか


さて、本日の日経産業新聞から、8面の先端技術欄からこの記事をピックアップ
『画面撮影すれば、スマホにファイル
 富士通研、PC対応ソフト
 IPアドレスなど読み取り』

偶然にも昨日に続き富士通研究所の記事
スマホやタブレットでPCの画面を撮影すると
関係するファイルを自動で受け取れる技術を開発したと発表した
という記事

え、これってどういう仕組みとまず疑問を持ちますよね!?

①PC画面を撮影
②画像からIPアドレスを検出
③PCにファイルを要求
④ファイルを転送

と記事には書かれています

やはり、IPアドレスの検出方法が気になります

これは、開発したソフトウェアを組み込んだPCの画面に
映像や写真、文書を表示するとIPアドレスなどの情報を
人間の目にはわからないように紛れ込ませるそうです
そこで撮影すれば画像から画面情報を読み出し
ネットワークを通じてファイルを要求するようです


そもそもこのようなアイデアを思いつくのもおもしろいものですが
さらにそれを実現しようとするための開発を実際にやるというのは
さらに興味深いものがあります
そのためのGOサインを出した方の意思決定もある意味スゴいですね

なお、このソフトウェアの実用化は2014年度中を目指しているそうです
再来年度というか来年!?にはこの技術が市場に出回るわけです
ソフトウェアの設定や検証を実施して実際に導入するのは
大変なことがありそうですが、実現したらエンドユーザにとっての
PCの利便性の向上にはとてもつながりそうですね

本当に実用化されるのか楽しみなものがあります
一体、どうなることでしょうか