ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

中小へ融資 AIで診断 VBの技術活用 TIS…

2016-10-24 23:57:27 | NewsPaper
融資の診断とAI
この関わりがどういうものなのか
気になり取り上げる次第です…


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『中小へ融資 AIで診断
 TIS、VBの技術活用』

TISが人工知能(AI)の技術を活用して
信用リスクを評価するシステムを開発するべく
ベンチャー企業に出資したと発表した
という記事

AIを活用することで人間では判断に時間がかかっていた
審査を効率化させる

ITベンチャーのココペリインキュベートに出資し
開発されたシステム「シェアーズ ファイ」のAIの技術を活用する

月次の取引状況など数百から数千項目のデータを分析して
企業の経営状態を判断する特徴を抽出
中小の融資判断を素早く、的確にできるようにする

TISとココペリは来春までに金融機関の組み
AIを活用した融資審査の実証実験を始める計画

TISとしては与信管理を効率化する「スコアリンク」を提供
融資を求める企業の財務諸表を電子化して保存し閲覧できるシステム

ココペリインキュベートの審査エンジンと組み合わせたシステムを提供し
さらに共同で新サービスを開発することも視野に入れる


もともと金融系には強いといわれているTISが
さらに処理能力が高いシステムをつくるべく
AIの技術を活用する、といったところでしょうか

AIの活用方法はビジネス向けにも多様に活かせる
ことを感じさせてくれる記事であります