ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

工場の異常音検出、故障防止 NTTデータ提供…

2016-10-04 22:47:20 | NewsPaper
NTTデータらしくないサービスのようで
本当はNTTデータらしいサービスといえるでしょうか


本日の日経産業新聞から6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『工場の異常音検出、故障防止
 NTTデータ提供』

NTTデータが、工場で発生する異常音を検出し
工作機械や製造装置の故障を未然に防ぐサービスの提供を
始めると発表した
という記事

センサーを通じて音データを集め分析する
IoTサービスの一種として提供する

NTTグループが開発した、異常音を検出する
独自のプログラムを活用

工場内の生産設備などの周辺に設置したマイクで拾った機械音と
あらかじめ蓄積・学習した正常な音を比較する

本格的に故障する前に設備の部品を交換するなどして
生産効率を高めることにつながるとしている

http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2016/100300.htmlより

とはいえ、協業他社も同様のサービスを手がけるが
NTTグループのプログラムは正常な音を学習し
そこから異常音を判別できる特徴がある

わざわさ異常音のデータを集める必要がないため
扱いやすいとしている

すでに日立造船などと組み、熊本県内にある生産拠点で
エンジン加工設備の異常音を検出し生産効率の向上につなげる
実証実験を進めている


一見、見出しだけ見ればNTTデータらしくないサービスだなぁ
と思っていましたが、よくよく考えてみれば
音声を扱うNTTグループとしては、開発されて当たり前のような
サービスだといえるのかもしれません

実証実験を進め、どのように市場に投入して
シェアを獲得していくのか期待したいものである